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2021/06/08
何か目線に目的が有る場合、大陸の人にとってずっと続く大地など
私はそういうものを持っていない代わり、ちょっとした虚しさが有る。これとはマイナスの意味じゃなくて人と間隔を空けるためで有る。島国の水の無理のなさとは、シンデレラドリーム、幻影のキョンシー、バレエの36回転、私たちに無い奇跡よりも地道で気高い事といったら、いたる所で波を浴びて居る事かも知れない。「今は、まだパッとしない」古えの武士の、未だ咲かぬのような言葉は忍耐と時間をかけた歴史の変わる剣術は、元気と書いて元の気と云うと、元気になるには、あらゆる事を噛み砕いておかなければならない。何が緊張感で、何がテンションかは、子供の時からわからない筈で有る。黄金の比率が体系や国によって違いの有る事は、まだよく知られて居ない。
モノづくりというわりには、モノを持っているようには思えない。茶道でも、茶碗を一つ手に入れるのに敷居が有って、敷居にはまた敷居が有って、前茶を飲んでしまった大阪さん。
手掛かりとして鑑賞し耽った歌舞伎。絵で見ていた実写版だと思う感動で有ったが、そうではなく「コクーン歌舞伎」と云うロングの、現代舞台とのコラボで有る。
着物がすべてを教えてくれるだろう。何年もかけて、ベストだと思った衣で有る、着辛くややこしい服を300年も400年も着続けるはずが無いし、着物と云っても今の余所行きように着る「お着物」は違って、着ていた当初の荒っぽい粋な纏い方で有る。これは歌舞伎で見れる。
こうしんまる、は、「三人吉三」に出てくるわきざし。失ってお家の破綻とか云うてたが、物を取り戻して「お家の復興」とは一体どんなことだろう?と思って見ていた。
私はくたくたで有るが、紫陽花を見て気持が和んだ。
重い人生を得た。
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