山本 薫(やまもと・かおり)

イラストレーター

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長野県上田市

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山本 薫(やまもと・かおり)

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  • 本日の活動記録

    2011/03/20

    活動記録

    ①実の兄が今日立ち上げた招待制SNSに参加しました。
    自己紹介の欄に、寄稿のつもりで文を書きました。

    ---------------------------
    主催のジョージ殿と幼いころ広告の裏にイメージを描きあい電光石火のように切磋琢磨しておりました。現在のおおもとを作ってくれた兄上に感謝しています。


    アーティスト同士がオンライン或いは実生活でつながることは、大げさでなくさまざまな化学反応を呼び起こします。

    私はアートの中の、地味で孤独な作業の部分が特別好きなのですが、数少ない身近な方々からの影響、動機ややる気、効果的な助言、サポートを強力に頂いてきたおかげでここまでやってこれたのを切に感じております。絵を描く瞬間だけが絵ではありません。

    私のいただいた恩恵を、恩返しできるひとつの場として参加させていただけたら幸いと思いますし、
    私自身もさまざまな方と実のあるつながりを持てることで、力をいただけることと思います。
    どうぞ宜しくお願いいたします。


    発散をアートと捉えたり芸術を実生活と切り離したり描く以外をほったらかす世論の向きなどには苦々しい思いも抱きますが
    いちばんこの国のアートで足りないのは、正しい批評的配慮のあるひとを育てる言葉とそれらをつなぐコミュニケーションやシステムと思います。その一助となれれば幸いです。

    ----------------------------------

    ②野菜と梅干などのトレースをしながら、なぞりがきや模写が軽視されがちなこの国の芸術教育のことを思いました。デッサン神話というのか、画家とは対象を見てすぐにそれと違いないものを再現できる神の様な才能があってこそ、というファンタジーが一般論のなかに根強いけれど、それは教育のシステム上の問題や、わかったようなことを言いたがる一部がまいた種ではなかったかと思うのです。
    その反動なのか、個性でないものまで個性として必要以上に重視する傾向も同罪だと思います。

    模写が単なるまねで避けるべきとか、修行不足を個性といって教育を放棄するとか、あんまりな例を見すぎたのでしょうか。熱くなってすみません。

    デッサンは大切です。でも、そこからすべてのものが自然と出来上がってくると思うのは乱暴すぎる解釈。デッサンで躓いて、それがないと芸術ができないと思い込むのは、可能性のある未成熟をほったらかして個性とのたまう輩と同様に、改められる必要のあるものです。



    ③電子書籍の会社から打診が来ていたので、必要事項などの確認とお返事をしました。
    まだどんな本にするか企画自体できていないけれど、ページを捲る感覚を再現したつくりを生かして、見る側にとって有益なものが作れたらいいなと思います。


    ④調子の悪いInternet Explorerの合間を縫って、イチジクの簡単な線画ができました。
    私は、自分の作品の中ではきちんと対象を描いた、狙いのはっきりしたものが好きです。
    狙いの見えない状況で描くことはただでさえ多い不安をさらにふやすようなものなので気をつけないといけないなと思います。それを楽しめるほど余裕があったりそれが狙いだったりすれば別ですが・・



    本日は以上。
    喜光堂の抹茶入り芽茶を混ぜた緑茶を、頂くことにします。

  • (初diary)活動の記録

    2011/03/10

    活動記録

    先ごろ歯痛から始まって、二日間持病で寝込みましたが回復してほっこり。
    先輩のイラストレーターさんからこちらの情報をあらためていただいたので、
    しばらく手付かずで大変申し訳ないことをしてしまっていたことに反省もあって、
    今後はこちらの日記もつけることにしました。

    先輩とはkayoさん、長野は須坂の版画美術館で一緒にリトグラフを学んだのがきっかけで知り合った方です。私は体調とか私生活上のいろいろで版画とは距離を置いて仕舞っておりますが(ああ、またやりたいなあー)
    kayoさんはマイペースで制作を続けており、書籍を出したり、ウェブデザインをしたり、作品展をしたり、豆本を作ったり、ほんわかとお仕事をされている素敵な方です。

    その方のイメージなのか、自分がイラストで活躍しているなんとなく思い描く像というのが、出会ったときのようなほんわかkayoさんみたいなヘアスタイル(ミディアムにふわふわのウェーブ)で、窓のそばに長い机があって、東あたりから日が射していて、ふと、気付いたらあら、こんなに充実していたじゃないか、って自分の穏やかな仕事ぶりを省みている、そんな感じ・・・

    何年後の自分がそのデジャ・ヴを体験することか、楽しみにしている今日この頃、30もちょっとすぎてミディアムのパーマがいまいちきまらず寝癖に悩んでいる現実です。

    facebookに、相方の藤澤が撮ってくれた長い髪の写真をアップしました。
    ついでにHPにもアップしました。

    こちらにも、こっそりと。

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