有田やもり

絵描き 

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    Works 49

有田やもり

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  • 有田やもりのトゲアリトゲナシトゲトゲ

    新規ホームページのお知らせです。

    有田やもりのトゲアリトゲナシトゲトゲ

    クリエーターズバンクのページも残しつつ、徐々にこちらでの活動をメインにしていけたらいいと思っております。個人的には過去の展示をスライドショーで見られるようにしたのが気に入っているところ。
    どうぞ、遊びに来てやってくださいませ。

  • 久方に舞い戻って候

    約一年、かってに活動休止しておりました。
    がっつり病みました。
    連絡をくださっていた方々にも返せずのまま、自発的に発信もせずまま。。。
    不義理をいたしました。
    何と詫びたらよいか、正直言葉も見つからない。



    大地ごとゆさぶられて目が覚めたようです。



    まだ決して健康とは言えませんが、健康なふりはできているかなと。。


    闘病記はmixiにつづったりしていました。
    また、日常をここにつづろうと思います。

    悲しくも美しくも日常。
    いきているのですから。

  • イフの話

    そしてできるなら
    この美しく猥雑な混沌を伝えたい。

  • つまりは都会が合わない

    我が友、にしおからの突然の連絡に突然の返事を返して突然に会う。
    最近の予定は突然ばかりだ。
    展示「空想の街」に来てくれるというのだ。有難いことである。
    連れ立って行ったケーキのお店を気に入ってくれたようでよかったなあ。
    そしての日記のフレンド★の★が気になるぞにしおよ。


    その後、
    作家仲間と合流し居酒屋にとどまる。
    恋と美術と心理学。
    寝違えた肩が痛むとも、ともあれ馬刺しとジンがあるので僕は機嫌良く。
    躍動する馬の筋肉、その駆ける姿を思いつつ、悲しく美味しく食す。早くまた乗馬に行こう。

    日付変わって解散。
    実家の留守を頼まれているので生き物と植物の世話をしにゆく。

    植物に水をまきながら見上げると雲の中にわずかに月、
    夜風が心地よい。
    湿気を帯びて土と草の香りがゆらり立ちあがり
    自分を取り戻すようだと思う。
    すわ、また見失っていたのか。否、否。
    失わずとも、埋没してゆく自我同一性。
    埋没。何に。この
    この街はごみ溜めのようだし、そこに溢れかえる人間はごみだし、僕もごみ。
    自問自答を繰り返す中でアスファルトの灰色に埋没してゆくのだ。
    水と土と葉緑素の存在を身近に感じて初めて生きた心地を感じることができる。
    僕は、只一介の生き物にすぎぬ。汝もまたしかり。
    クロロフィルよ、偉大なり。

    脳内で土と水と緑を絶賛しつつ、あ、牛乳が無い。
    そうそう偶蹄目も素敵なんだほんとに。
    牛乳を買いに行こう。
    夏目漱石も言っている、牛になることはどうしても必要なのだ。

  • 五月病なにそれ

    もう好き勝手な絵ばかり描いてやるのだ。
    ペンギンの絵とか、某妄想劇団のロゴとか、オフロスキーズのロゴとか、
    眼球とか眼球とか眼球とか。

    人々が五月に悩まされ始めるころに僕は四月から解放され快復の一途を辿る。
    昨日、埼玉県の山のふもとまで行ってきた。
    風の音を聞いて、緑を浴びた。
    きっとわかるまい。あのような時の心の情景を語ることは実になり難し。
    細かく説明しても変人だと思われるのが落ちだし。

    初夏は近い。

  • 空想の街のヒッキー

    風の谷のナウシカ、的な。
     
    猛烈に灰色の四月は去りしも僕は寂寥の荒野にあるぞかし。
    元気かって聞かれたら元気じゃなあいけど、元気じゃあないよ、
    れも。れもじゃないよ。
    でもまし。まだまし。いくぶんかはまし。
    とりあえず、抗鬱。
    初夏よ早く僕をさらってくれ。ああ支離滅裂。


    ギャラリー企画のテーマ展、「空想の街」が始まった。
    もう本当に、本当に、締め切り踏み倒して待ってもらって
    初日の日の開場直前に搬入という我ながら堕落のなんたるや。
    絵は、作業日数1日、作業時間4時間というちょっとあり得ない仕事量の少なさで…
    ちらほらと好評をいただくも、内心はウエスタンラリアットを複数回くらっても足りない気分で。
    こんなものをほめられてもこまるって。まじこまるって。
    我とわが身よ、くたばりそこない続けるならいい加減、起きよ。

    以上のことを省くなら、今回の展示はまあよい感じである。
    DM絵のアサノジュンコさんのおかげであろう。
    平常のテーマ展よりイラストの割合が少なく、かねてから会場では肩身の狭い思いをしていたファインアートの僕には大変に居やすい。
    お勧めかと聞かれてはちょっと困るけれど。。
    よい展示とは何であるか、しばし考える。。


    本日のこと。
    5月である。月日のゆきすぎるのにおののく。
    おののきつつ洗濯。ぞんぶんに。洗濯機を3回もまわす。
    僕の頭もこれくらい回ればよいのだが。
    洗って叩いて白くする。
    本当は一緒に洗濯したいけれど洗えないものを数えながら干す。
    眼球とか、鼻とか、こころとか、ね。

  • 四月鬱鬱

    鬱は、四月にやってくる。
    鬱は、いつ寝ていつ起きているのだかわからない。
    鬱は、食事が不規則。
    鬱は、重力に逆らうのが大変。
    鬱は、二足歩行が苦手。
    鬱は、自分の住む街をごみ溜めみたいだと思う。
    鬱は、自分もまたごみ溜めの中のごみいやむしろそれ以下の極小の点だと知っている。
    鬱は、どうにかならないものか。
    鬱は、たぶんもうあきらめている。
    鬱は、世をすねる。
    鬱は、人を避ける。
    鬱は、黒い言葉ばかりはく。
    鬱は、己を呪う。
    鬱は、自分の感情というものがよくわからなくなる。
    鬱は、部屋が散らかる。
    鬱は、らしくなく物をなくす。
    鬱は、うめいて天を仰ぐ。
    鬱は、うめいてうなだれる。

  • 四月鬱

    五月病より早いからそう呼んでいる。
    本当にもうどうにもならない。
    書棚の整理をしたい。したくない。
    ミルクピッチャーがほしい。ほしくない。
    なにもほしくないししたくない。
    どうにも。あーどうにも。

  • 今ははなしかけるな

    あやまらないで。あやまらないで。
    あやまりたいのは君の気持ちが落ち着くためだろう。
    僕がほしいのは沈黙と無関心だけ。
    かかわらないで。ほっておいて。
    頼むから今ははなしかけるな。

  • フクロウと空想

    Paintingフォルダに油絵『語りかけるフクロウ』をup
    迷った末に、受取人のことも考えた末に、足のつめははっきり描かないでぼかした。

    Eventに4月末からのギャラリーテーマ展「空想の街」をup
    もうDMは送られてきているのにラフがまとまらない。
    最近いつもこんなな気がする。。

  • 髪を切りたい

    予定が思うように回らなくて困る。
    会いたい人に、半分以上は会えているが、いやしかし。
    過半数いったからどうだってゆうことではないのだよ我よ。
    僕よ、起動せよ。

    英国より一時帰国している友、孤高のパッチとの再会。
    変わらない友の姿に安心し、国と政治と文化についてやりあう。
    本当に僕はもらうものばかりだなと感謝しつつ、やりあう。
    いい刺激を存分に吸収。

    ウサギフクロウは額装が終わる。
    描き足したい気もするがここが引き時な気もし、あーでもどちらにしても裸眼じゃ見えない。
    しばしの間、まばたきを忘れていたのであーほら何も見えない。
    マネージャー益子氏の助け船もあってラフがそろそろと前進を始める。
    いそげいそげ。

    桜が散る前に髪を切りたい。
    切りやしないのだけれども。

  • 生きているような

    この10日間というものまったくもって駄目を極めているとしか言いようのない
    堕落の底が知れないぼくなのだけれども
    そのような日々の中でも写真作品が4点完成した。
    絵描きなのに絵を描いていないとはこれ如何に。
    写真はウサギフクロウの絵、
    本体にずいぶん時間をかけてしまったウサギフクロウは、しかし背景もかたまり
    後は学窓を施せば引き渡せる形である。
    絵は、、それくらいか。
    ラフをまとめないと。

  • あ。

    もうだめだー冬の日本海で泳ぎたいー

  • 絶不調

    いまぼくとってもおちこんでるのもう1秒もいきてゆけなーい。

    とうだりつつ1日が始まるのである。どうしたものか。
    こんなんだから、こんなんなもので
    人類遺伝学といもでんがくについて言及したり
    暗い気分で頭をうなだれているとうなだれすぎてでんぐりがえりをしてしまうのだけれどもでんぐりがえると頭はしぜんにあるべき位置に戻ってくるものだ、しかし、だのに、にもかかわらず、依然として暗い気分で頭をうなだれてしまうとまだでんぐりがえり頭を抱えてうんうんジタバタしているうちにごろごろと前転を繰り返してしまう、そのうち柱にぶつかり始めて頭をあげて辺りを見回すと、ひどく蛇行してはいるが頭を抱えてジタバタした間にも確かに前に進んでいるものだと気がつくのだ
    などと遠い眼をして考えたりしている。
    世も末か。
    いや、てか、僕が末だ。

  • とある日の完全武装、ふるふる

    某日、鞄には読みさしの本、泉鏡花『春昼・春昼午刻』が入っている。
    某人が澁澤龍彦の本を貸してくれるというので喜んでゆくと僕にくれるという。
    大喜びしつつ帰路、吉田篤弘の新作が出ていたことを思い出しリブロでゆらりゆらりすると、すわ、リチャード・ブローティガンの未発表作が。
    没後四半世紀もたとうというのに、未発表作が。
    しばし立ち尽くしてふるふるする。迷わず購入し真新しい単行本を二冊抱えてにやけつつ再びの帰路。つまりぼくは。
    つまり僕は今、泉鏡花の春昼と澁澤龍彦と吉田篤弘とブローティガンを愛書として連れてこれらと共に移動しているわけであって。ふるふる。
    こんなに素敵なことってないよ。ふるふる。

  • タコと馬の無い夜

    友、ケンタウルスさんに本を貸し本を借りる。
    ケンタウルスさんは馬車馬ぶりと馬力の話を、僕は近日の南進の話をしつつ、ケンタウルスさんはタコが、やもりは馬が食したい気分で夜をさまようも、出会えない。
    どうしても出会えない。
    しかたがないので鮭を頂く。
    「ウーパールーパーだけはけがさないで」というケンタウルスさんの名言に大いにうなずき、クリスマスの日靴下に鮮度のいいタコをそっと入れておく様なんかを想像し、オフロスキーズというロシア語だか英語だか解らないがその実どちらでもない名前を分かち合って、漂流して漂流して帰路。
    タコと馬さえあれば。

  • フィガロの納豆

    ひとりのつつましやかな夕食。納豆ごはん。
    アマデウス・モーツァルトの『フィガロの結婚』を聴きつつ
    思わず指揮を振ってしまい、ねばねばする。

  • あれらとの再会

    某日、南進から帰還し、思うところあり
    上野動物園の爬虫類館に籠城。
    ヤモリは家に憑くもの、遠出はもとより得意でない。
    トッケイオオヤモリやニホンヤモリ、クールトビヤモリをはじめメキシカンサラマンダーの有色個体やシュレーゲルアオガエルちゃんなどと再会を果たし
    自らのアイデンティティを取り戻す。
    爬虫類としての英気を、存分に養う。

  • 雲になりたい人との再会

    岡山からの帰路、大阪に立ち寄り
    友、雲になりたい人との再会を果たした。
    もうほんとに、雲との再会の他に是と言って大阪訪問の目的もなかったのでほんとに他には何もしない。

    雲は、相も変わらず天高くにおられ、
    僕らは文学と蛙と自転車と美術なんかについて、ややハイテンションに、暑苦しく語らう。
    遠く大阪まで来て、星新一や安部公房などについて語らい、自転車の話に至っては始終笑い転げるという珍事態も、やはり好ましい。
    とにかく自転車自転車、大笑いして、
    雨で赤ちょうちんの色もうるむ大阪を後にする。

  • くだもの姫との再会

    この数日のできごとをつづろう。


    某日、岡山まで南進。
    友、くだもの姫との再会を果たした。
    くだもの姫との再会以外に岡山訪問の目的は是といってなかったのだけれど
    天気に恵まれたので庭園を訪ねる。
    竹林のもとひなたぼっこをしたり、苔や穴の写真を撮ったりなどして
    爬虫類としての英気を養う。しばしの至福。

    くだもの姫は相も変わらずに麗しく、
    アフタヌーンティーと洒落込み文学と蛙、雪山と馬について熱く語らう。
    遠く岡山まで来て、種田山頭火やドストイエフスキーの著書、愛すべき小さき両生類や雪山についてごくごく自然に語らえることが好ましい。
    人としての英気を頂いて、帰る。
    僕は人からもらうものばかりだ。

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