三ぜん世界、一度に開く梅の花

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　三ぜん世界一度に開く梅の花、艮の金神の世になりたぞよ。梅で開いて松で治める、神国の世になりたぞよ。日本は神道、神が構はな行けぬ国であるぞよ。外国は獣類の世、強いもの勝ちの、悪魔ばかりの国であるぞよ。日本も獣の世になりて居るぞよ。外国人にばかされて、尻の毛まで抜かれて居りても未だ眼が覚めん暗がりの世になりて居るぞよ。是では、国は立ちては行かんから、神が表に現れて、三千世界の大洗濯、大掃除を致して、天下泰平に世を治めて、万古末代続く神国の世に致すぞよ。神の申した事は一分一厘違はんぞよ。（中略）世界国々所々に、世の立替へを知らす神柱は、沢山現れるぞよ。皆艮の金神、国常立尊の仕組で、世界へ知らして在るぞよ。（中略）世界の大峠を越すのは、神の申す様に、素直に致して、何んな苦労も致す人民でないと、世界の物事は成就いたさんぞよ。（中略）一旦たたかひ治まりても、後の悶着は中々治らんぞよ。神が表に現れて、神と学との力競べを致すぞよ。学の世はモウ済みたぞよ。神には勝てんぞよ。
　この大本初発の神諭は明治25年に世に出ましたが、決して過去の遺物ではありません。令和の今の時代に現在進行形のことです。悪魔の仕組みは、これからますますエスカレートしてきます。しかし最後には一厘の仕組みにより、神の勝利が確実ではありますが、それまでの間、私たちは非常な艱難辛苦、正に十字架上のイエスキリストと同じだけの覚悟を求められることになるでしょう。