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2009/07/20
イラストを描く際、
全版の紙を購入して、
その都度、必要なサイズに切って使用します。
僕の愛用の紙は、
とても高級な品物なので出来るだけ無駄を出さないよう努力するのですが、
どうしても中途半端なサイズの紙が余ってしまいます。
捨てるのはもったいないが、
作品に仕上げるにはとうしても小さすぎて後処理に困ってしまう。
だから悪戯描き程度に、
肩に力を入れず描いてみると、
これがなんていうか、
その、あの、なんと、、、
力んでいない分だけ自分の本音が絵に【宿る】と言いますか、、、、
僕の作風は見たものをそのまま描き写すタイプではなく、
頭の中でモヤモヤって沸いてきた【なんか】をそっとすくい取って、
それを今の自分の持っているテクニックの範囲で描くという、
まあ、
そういうスタイルなんで、
その素材になる【漠然としたイメージ】が思い浮かばないとどうしようもありません。
アイデアまたはイメージは考えれば出てくるものではなく、
ある日、ある時、突然、
ぱっと浮かんできたりするんで、
いつも心をニュートラルにしておかなくては、
せっかくのイメージを捨ててしまいかねません。
そういう時に、
こういう【端切れ】があると、
案外素直な物が描けたりします。
今回の作品は僕的にはとても素直なイラストなんですが、
見てくれる人にはまったく関係ない話で、
けっきょく作品ってのは、
作者がどう思おうと、、、、(以下省略)
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