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2020/05/09
私の切り絵作品では「オパールカット」と名付けて、見える角度で羽根の筋の陰影が変わるカットを考案していますが、これの起源になったのがお姉さんインコの羽根の色でした。
私が19歳の終わりごろ、それまで宝石を買うわけでは無かったのにうわ言のように「オパールが欲しいオパールが欲しい」と言っていた時期がありました。
20歳を迎えたある日、夜遅くに遠方のホームセンターに行くことがあって、その一角にあったペットショップに立ち寄ると、出逢ってしまったんですね💘
最初は白いセキセイインコなんて初めて見るので珍しいという感じでしたが、
ついつい抱っこさせて貰うと、その羽根のオパールのように七色に輝く様を見て、
「生きたオパールだ‼️」と直感し、この子こそ私の求めていたオパールだったんだ❗✨と
そのままお迎えしました。
特に腰の辺りは体調によるものなのか、日によってピンクがかったり緑が強かったり様々です。
この子は若いときから卵管が飛び出す病気や恐らく糖尿病と思われるのですが、
いつも体液がお尻から漏れでてお腹がびちょびちょに濡れて汚れていたのが可愛そうで申し訳なくて、
余計に美しい姿を留めてあげたいと思います。(獣医からも手のほどこしようが無かった)
「それでも病死をして12年も生きたのはセキセイインコでは良い方だよ。」と、火葬場のおじさんが言ってくれた言葉が唯一救いでした。
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