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2017/11/17
伊豆で旅行中
崖に登ったり
謎の階段をおりたり
謎の橋を渡ったりして
忘れていたけれど
子供の頃
そういうことが大好きだったなあって
思い出しました
冒険が好きで
高い所に登ったり
どこへ続くかわからない
隠れ里に続くような道を発見するのが
大すきだった
いつから冒険が怖くなったのかな
いつから変化のない安定した日々を
求めるようになったのかな
私、一人ぼっちの子と友達になるのが好きだった
大人しい子といるほうが安心できた
でも母は、頭のいい子、明るい子、
人気者の子と遊ぶようにいつも言っていた
女の子のグループは
私はいつも苦手
ママ友グループ今も苦手
大勢の中ではうまく話せないし
嘘笑いして
あいづちだけして
もし少しでもほんとうの私を出したら変な顔される
本来の私はおおらかで猿のように
走りまわっているのが大好きな子だったけれど
お母さんの言葉の鎖に縛られて
友達を作るのがどんどん怖くなっていった
一人ぼっちの子と遊ぶと
お母さんは
あんたは自分が優しいと思いたいから
いじめられている子と友達になりたがるんだ
自分が優しいって酔ってるんだ
あんたは嫌な子だって言うから
私は自分がなんて嫌な子だって
ずっと思っていた
人にやさしくするのが怖くなって
「優しいね」って言われるのが恐怖になった
*誤解されたくないのは
お母さんは鬼の母というわけでなく
優しいときは本当に優しかったんですよ
心の病気だったのです*
伊豆から帰る時
楽しかったなと思って
本当に楽しかったと思って
なぜそんなに楽しかったのかと思うと
本当の、子供の頃の私に近い心で過ごせたから
伊豆に行く前
本当はお義母さんとの旅行は心が重かったけれど
それでも一分一秒を楽しもうと
心に決めていきました
重い心で行くなんて失礼だし
態度に絶対出てしまうと思ったから。
だから心を子供の頃に戻して
お義母さんを、大すきだったお祖母ちゃんと思って
接しようと決めたんです
そして本当に楽しかった
それで考えていて
ふっと重荷が肩から落ちて行った感じがしました
優しさに、本当に酔っていたとして
誰が傷つくの?
酔うことで、人にやさしくできたのなら
それでいいんじゃないの?
子どもが
お手伝いをするのは
お母さんに褒められたいからですよね
「いい子ね
優しい子ね」
って褒められて
わ~、私っていい子なんだ~って思うから
ますます頑張れる
それのどこにも悪い所はない
私っていい子、いい人だ~って
ウシシってほくそえんで
よこしまな動機で
誰かにやさしくしても
別にいいんじゃないの?
口に出して言ったら問題だけど^^;
心で思っている分には自由じゃない?
私
優しい自分に酔いたいのかわからないけれど
たとえ酔ったとしても問題ないし
優しくしたいときは
思うままに優しくしていいし
人に優しくする私は
悪じゃない
たとえ自分に酔ったとしても
悪であるはずがない
そういう風に思ったら
子供の頃いらいの重いものがスッととけて行った気がしました
そして子供の頃のように
もっと大胆に冒険したっていいと思いました
変化を恐れて隠れているのは
本当の私じゃない
それでそれで・・ですが^^;
ちょうど西原理恵子さんの
「女の子が生きていくときに。
憶えていてほしいこと」
を読んでいて
西原さんは
若い頃
どうしても絵を仕事にするために
思いつく限りの出版社を回られたそうです
売り込み1000本ノックのつもりで
そしてチャンスをものにされた
私、自分にはそんなことは絶対できないと思っていました
持ち込みなんて絶対できないって
才能もないし根性もないし話術もないし
でも誰がそう言ったの?
自分が出来ないって自分を縛り付けていたのは誰?
間違いなく
私自身です
だから決心しました
来年は持ち込むって>0<
今年中にアナログの絵も練習して
(アナログに自信がないのが一番の敵なので)
名刺を作って
春までにポートフォリオも何冊も用意して
1000本ノックに挑戦です
本当は上娘が卒業した後の方が動きやすいのだけれど
そんなこと言っていたら
また勇気がしょぼむかもしれませんものね^^;
転勤の可能性もあるし
東京にいるうちに出来ることはしないと
1000本ノック全部三振って可能性もあるけれど
それはそれで挑戦だけはした満足感は得られるし
なんにもしないであきらめることだけは
しないって決めました
11月16日のブログ日記より転載
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