夢見る小さな部屋

main visual

ゆめみ愛

イラストレーター

0

http://ameblo.jp/aichindayon/
social
  • 3

    Fav 485
  • 9

    View 1,075,752
  • p

    Works 683

ゆめみ愛

m
r

ゆめみ愛

イラストレーター

  • 3

    Fav 485
  • 9

    View 1,075,752
  • p

    Works 683
  • 出会いは奇跡(4年前の日記+)

    出会いは奇跡

     

    どんな小さな出会いも、1つ1つが奇跡だと思うのです。
    その時は、出会わなければ良かったと思うことはあっても。


    新聞を読んでいて、出生前検査で、赤ちゃんに障害があるとわかって、中絶してしまう人が増えていると載っていました。
    しかも血液検査で簡単に検査できる方法がそのうち入って来るそうで・・。

     

    障碍のある子供を産むことを覚悟出来なくて、授かった命を流してしまう・・
    気持ちがわからないことはないのです。

     

    私も上娘がお腹にいる時に「生まれる子は自閉症です」(自閉症は出生前検査ではわかりませんが)と言われていたら・・

    ものすごい不安に包まれ、情報をいろいろ集めたあげく、「無理」と判断したかもしれない。

     

    今の上娘11歳。
    目の前にいるこの子がここにいなかったかもしれない

    そう思った時、思いもかけず涙がダ―ダ―こぼれました。
    ものすごい喪失感で。

     

    これまでの11年、これからの上娘との日々。
    甘さだけではない。
    上娘を抱きながらの綱渡りの日々・・何度も地面にたたきつけられたあの頃

     

     

    でもがれきの中に咲くタンポポのように

    この子が私に強さをくれた


    これからもし3人目が出来て、流せる時期にダウンちゃんだとわかっても
    私は産むと思います


    子供は親を選んで生まれてきたと思いたいのです
    選んでくれたのだと


    つらいことを受け入れることは本当につらいのだけど

    長い時間の過ぎた後で振り返ってみれば
    つらく苦しい日々も、
    自分を成長させてくれた貴重な時間だったと思うものなのかもしれない

     

    ダイヤモンドの原石が磨かれて輝きをはなつように。

     

    あなたに会えて本当に良かった

    嬉しくて

    嬉しくて

    言葉にできない

     

     

    本当に心から思うのです

     

     

     

     

    (イラスト「パオパブの娘」

    パオパブの木のように不思議でいびつな枝を伸ばす娘。

       でも私は真っ直ぐな木よりもこの木を抱きしめよう)

     

    この日記を書いたのは

    もう4年前のこと

     

    この頃、下娘にも障碍があるとぼんやり分かってきたころで

    自分が下娘の障碍も受け入れるために書いた日記のように感じます

     

    「これからの上娘との日々。
    甘さだけではない。」

     

    これを描いた後の数年

     

    上娘に激しいチックが出て

    叫び声をあげている子供がいると

    何度も通報されたり

     

    心障学級を追い出されてしまったり

     

    本当に、甘い日々ではなかったけれど

     

    「あなたに会えて本当に良かった

    嬉しくて

    嬉しくて

    言葉にできない」

     

     

    出会いは奇跡なのです

     

     

     

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 長い散歩(昔書いたポエムです)(追記しました)

    2016/10/28

    ポエム

     

     

    時々雨が降る

    そのたび泣きそうになる

    時々底なしの穴に吸い込まれそうになる

    泣きたくなって、苦しくなって、叫びたくなって、
    走り回って、こわしたくなって、捨てたくなる

    ながいながい散歩

    心はぐるぐる

    戻れない散歩

    時々きらきら
    雨の中の虹
    あまりにきれいで

    泣きたくなる

    ながいながいながい散歩

    あせったって泥の中
    足をとられて泥まみれ

    でもぼけっとしてたら
    青い空の遠い虹を

    見失って暗闇に吸い込まれそうで

    とおいとおい虹をおって

    ながいながい散歩

     

     

     

    追記1(これは上の娘に続いて下の娘にも障碍があるとわかった頃の詩です
    まだ絵のお仕事もしていなくて夢は遠い遠い空のむこうでした


    今は上娘が自立に向けて練習していて、

    永遠に思えた上娘との散歩の終わりが見えてきました
     

    終わりが近づいてやっと、かけがえのない幸せな散歩だったと思えるのだから
    愚かな母親です^^;)

     

    追記2(上娘の企業への障害者枠での就職が決まりました)

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
  • 娘と散歩(登校練習)中の風景

     

     

     

     

     

     

     

    娘は歩くのが早いので

    写真を撮っているとものすごく先のほうまでいってしまいます^^;

     

     

    Comment

    • ログインするとコメントを投稿できます。

      投稿
prev October 2016年 next
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
RSS
k
k