喜連川運彩~田中雲彩

再生アート・参加型アート・絵画・詩・写真・現代アートなど

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  • 『癒しの創作展』出展の反応は・・・

    今日は、先日のデザインフェスタに出展した『癒しの創作展』のるいさんと作品を、マーシャルさんのブーケの作品、そして私の絵画と詩の出展作品をご紹介します。

    山崎るいさんの絵画最新作は、「Blue」と題された、中央に飾った猫の日本画です。
    るいさんは、今までコンピューターアートがメインでしたが、今回日本画に初めてチャレンジしました。
    日本画は、石の粉などを砕いて膠に混ぜて紙に色付けしていく、繊細かつ大変労力の要るアートです。
    今回の、青い色は、エジプトの王族がアクセサリーに用いたことでも有名なラピスラズリです。白い色は貝殻の粉だそうです。この作品はとても人気で、購入希望者が現れました。

    マーシャルさんの出展は、正面の壁いある花のブーケです。ソフトクレイという、特殊な粘土を使って繊細に花を表現しています。ガラスの花瓶に入れられた大きなブーケは、ウェディングブーケを感じさせ人気で、中の良いカップルが欲しいと言ってくれました。

    喜連川運彩の出展は、今回絵画と詩が対になっている、「コスモス」「月下美人」「自居留」の3セットでした。
    絵画を見て、詩を読んでから、また絵画を見ると違う絵に見えてくると、楽しんでいただけたようです。お客さんが、絵画を完成させてくれたようです。作者とお客さんとのコラボレーション嬉しかったです。
    それぞれ、お客さんによって、好む作品が違いましたが、この中では「コスモス」が一番人気で、売って欲しいという人が現れました。帰宅後は、銀座の某画廊からメールがあって展示会のお誘いもいただきました。

    ということで、3人とも新しい出会いがありました。

    世の中には、自分たちの作品を愛してくれる人が、自分たちが想像していたより数多くいることを知り、とても嬉しく思いました。

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    • 塗料は、私はあまり詳しくないのです。ごめんなさい。クリエーターズバンクのみなさんに質問みては?
      そういえば、以前、漆に挑戦したことがありますが、アレルギーを起こして大変なことに・・・。扱いやすくて安全なものが見つかるといいですね。

  • デザイン・フェスタで国際交流!!

    2日間のデザイン・フェスタが無事終了し、やっと足腰の筋肉痛も和らいできました。

    今日は、デザイン・フェスタでの国際交流について、報告したいと思います。

    デザイン・フェスタは、アジア最大級のアートイベントで、世界各地から7,000人のアーティストが集まり、入場者は70,000人にものぼります。

    今までに、オーストラリア、ドイツ、イギリス、フランス、マレーシア、ドイツ、ロシア、アメリカ、ブラジル、ナイジェリア、ギリシャ、韓国、中国、香港、タイ、台湾、シンガポール、エジプト、日本etc・・・29カ国の人々の出展参加があったそうです。

    国際的なイベントであることは、前から知っていたので、国際交流できれば嬉しいなぁ〜と思っていました。

    すると、偶然にも隣のブースに出展したのは、外国の方・・・韓国の若い女性2人でした。作品を見合ったり、どうしてこの作品を創ったのかなど精神的な話をするうちに、とても仲良くなり、来年5月は韓国で、るいさんと作品展をすることにまでなっていました。

    韓国の人は、日本の文化、特に着物や武士の精神性や強さに憧れを持っていること、幻想的な落ち着きのある、渋い作品が好きなこと。日本女性に優しさに感じていること。

    私たちの作品は、韓国に受けいれらると思うという励ましをもらって、海外展の準備を少しずつ創めます。

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  • 今日から、いよいよデザイン・フェスタが開催され・・・

    今日から、東京ビックサイトで、デザイン・フェスタが開催されます。
    アジア最大級で外国の方もたくさん参加するようで、ちょっとドキドキです。

    朝8時から現地で、展示の準備があるので、5時27分の電車に乗ろうと目覚ましを4時30分にかけたのですが、1時半に目覚めてしまいました。

    眠れそうにないので、そのまま起きていることにしました。

    クリエイターバンクの方や会員の方も複数参加されるようなので、いくつかブースを回ってみようかなぁ〜と思っています。

    癒しの創作展のブースは、C-0475です。よかったら、遊びに来てくださいね。


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    • 池田さん、私の場合は、埼玉在住なので2時間半ぐらいで会場入りできます。やっぱり環境的に恵まれていると思います。でも、時間をかけても見る価値ありますよ。友人もたくさんできます。ヒントやアイデアをもらえたり、ファンもできると思います。作品を持参するのは難しいかもしれませんが、DVDでビデオ上映して見せたりするのも面白いかも・・・。

    • マッコウクジラさん、想像していた以上の熱いイベントでした。
      喜びと希望が満ち溢れ、国際交流もできて一見の価値ありです。隣のブースの人は韓国人の方でとっても仲良くなりました。作品も結構売れるので、マッコウクジラさんなら黒字になるかも・・・。

    • マッコウクジラ

      2008/05/18 11:52

      田舎にいると大きなイベントというのは
      あまり想像がつかないですね・・・(^^;)
      がんばって下さい。

  • 日本の美意識『わび』と『さび』と心

    日本人の独特の美意識、『わび』と『さび』について、ブログを書くことにました。
    ※香辛料のわさびのことではありませんよ(笑)。

    『わび(侘)』『さび(寂)』は、日本の美意識を表現するもので、一般的に、質素で静かなものを指すとされています。

    特に、『わび』は、俗世間を離れ、閑寂でゆったりとした人生の良さを唱道する、美学的、道徳的な概念。簡素で質素な美と静穏で崇高な精神を強調するものです。

    そして、『さび』は、芭蕉とその門下にうちたてられた詩的理念ですが、老年、孤独、あきらめ、静穏などが融合した中世の美意識、孤独と荒涼としたした中にも美を見出す概念です。

    ビートルズのジョン・レノンは、日本語の勉強をする時、『わび』『さび』についても絵を描いて理解していたようです。(参考『ジョン・レノンが見た日本』)

    ある大学の教授は、日本人の「わび」「さび」の美意識は、一本花瓶に添えられた花を美しいと感じる心だとおっしゃていました。
    西欧の人や中国大陸の人たちは、たくさんの花があった方が綺麗だと感じるそうです。

    こうした美意識は、困難な中にあっても『あるがまま』に、簡素にしくしくと苦難を乗り越え、生きてきた、等身大の日本人の姿を感じさせてくれます。

    日本文化を知ることは、自身を知ることにもつながり、精神性を深め、心を強くしてくれることにもつながるようです。

    近いうちに、こうした『わび』、『さび』をテーマに作品を創ろうと思います。

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  • たかが作品プレートと軽んじるなかれ、意外と奥が深い・・・

    今日は、いよいよ大詰めの、デザイン・フェスタの作品プレート作りをしました。

    3人分の出品名を確認して、デザイン・プリント・印刷・ラミネート加工見本作成をして意見収集。

    な〜んだ作品プレートか・・・と思った人もいるかもしれませんが、これが結構神経を使うのです。

    グラフィックデザイナーの山崎さんの話によると、文字の書体や、文字間の空白も作品に影響を与えないよう注意が必要とのことでした。さすが、プロフェッショナル!!とても勉強になりました。

    プレートの文字は、最初は隷書体で作成しましたが、別の書体に作り変え、文字間の空間も半角狭めました。

    プロフィールの和訳と英訳、プレートも表記を統一する必要があって、さらに作り直し。

    結局、デザインも3種類作成して、最終的には会場でどれを使うか決めることになり、修正作業は明日も続く・・・。

    結果はどうであれ、目的とプロセスを大事にしていきたいと思います。

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  • 古代蓮の雫で水彩画&運賃対策

    最近、食でいえば、有機栽培や地産地消が流行ですが、創作でいうと・・・と考え、水彩画には地元の水を使ってみることにしました。
    今日ご紹介した『東北千歳桜(ベニヒガンザクラ)』には、行田の水を使用しました。
    古代蓮の里の売店で購入した、古代蓮の雫という水です。行田の井戸水100%。

    次回は、風景画を描く土地の温泉や水で描いてみようと思います。
    何かが伝わるかも・・・!?

    ところで、あと数日で、東京ビックサイトでデザイン・フェスタが開催されます。今日は大きな荷物3個をゆうパックで発送しました。結構重労働でした。

    ※以前は、クロネコヤマトで荷物発送していましたが、最近はゆうパックが基本になりました。クロネコヤマトは、3辺の長さと重量から料金を算出します。また、送る品物を「絵画」「美術品」などと表現すると、別会社を紹介されて、チャーター便で目が飛び出るような料金を提示されることがあります。一方、ゆうパックは、重さに関係なく3辺の長さだけで料金を算出し、自宅まで集荷に来てくれます。しかも割引制度も色々あるので結構お得です。運賃も数が多いと金額が大きくなるので、いろいろ研究して運賃節約しています。

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  • 『山法師』の木:花言葉は”友情”を窓辺に植え・・・

    今日は、ギャラリーの窓辺に『山法師(やまぼうし)』の木を植えました。花言葉は、”友情”です。

    今年は、特に友人や、ブログ等でご縁のあった方から、たくさんのパワーをもらって感謝の日々です。
    そこで、日ごろの感謝の気持ちを込めて、ギャラリーの窓辺にこの木を植えることにしたのでした。

    ちなみに、土の上に敷かれている白や茶色の石ころのようなものは、廃ガラスをリサイクルして作られた軽石のような砂利です。防犯砂利としても売られていますが、土の乾燥や、雑草が生えるのを防いでくれます。また、水辺に置くと水を浄化してくれるそうです。

    山法師を植えて、植えたばかりのあじさいの手入れをしていたら、隣の家に飼われている、グレ猫ミー(我が家で勝手につけた愛称)が遊びにやってきました。
    グレ猫ミーも私の大切な遊び友達です。

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  • 「なせば成る、ななせば成らぬ・・・」の上杉鷹山はクリエイター

    私の尊敬する人の1人に、上杉鷹山(ようざん)がいます。

    上杉鷹山は、「なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり」の言葉で有名ですが、アメリカ大統領のジョン・F・ケネディ氏にも尊敬された人です。

    鷹山公がすごいのは、米沢藩の財政を立て直すために、過去の常識に囚われず、次々に改革を行ったことです。

    「自助」の実現のために、鷹山は米作以外の殖産興業を積極的に進め、寒冷地に適した漆(うるし)や楮(こうぞ)、桑、紅花などの栽培を奨励しました。漆の実からは塗料をとり、漆器を作り、楮からは紙を梳き出し、紅花の紅は染料として高く売り、生糸を紡いで絹織物に仕上げすること勧めました。

     鷹山は藩士達にも、自宅の庭でこれらの作物を植え育てることを命じ、城中で植樹を行ってみせ、自ら荒れ地を開墾したりと、創造を通じてたくさんの人を幸せにしました。

    まさに、鷹山公は、江戸時代のクリエイター(創造者)だと思っています。

    鷹山公のことは、平成7年米沢を旅した時に、知りました。
    米沢を旅した翌日、偶然にも今の工房・ギャラリーの建つ行田の地に出会いました。
    その後も、山形大学医学部の非常勤講師のお話をいただいたりと、不思議なご縁をたびたび感じています。

    「なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり」の言葉を見ながら今日も、創作を続けています。



     

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  • 新しいペンタブレットにチャレンジしてみました。

    7日に購入したペンタブレット(Bamboo Art Master )を活用して、今日は写真をいくつか作成してみました。

    詩『和音』入りのポストカードと、自居留ギャラリーの塗装風の加工写真です。

    デジタル加工のポストカードは、付属のソフト『プリプリまろん』で作成し
    写真加工は、『Photoshop Elements 5.0』を使いました。

    ●『プリプリまろん』デジタルカメラやスキャナから読み込んだデジタル画像を、簡単に加工、印刷できるソフト
    ●『Photoshop Elements 5.0』ペンタブレットを使ってデジカメ写真の色・光補正や合成等、本格的なデジタル画像の加工ができるソフト

    その他、次のようなソフトが付いています。
    ●『水彩LITE』タブレットで水彩画のタッチをリアルに再現できるお絵かきソフト
    ●『Corel Painter Essentails 3』アクリルや水彩、クレヨン、エアブラシ、チョーク、鉛筆など画材独自の表現を忠実に再現できるペイントソフト
    ●『Photo Creator Simple for WACOM』多彩な編集機能が「暗室」「修正」「効果」「ペイント」の4ジャンルにわかりやすく整理され、画像編集・加工が可能になるソフト
    ●『My Album Photo−Book Creator For WACOM』オリジナル写真集を作成できる写真集作成ソフト

    たくさんあるので、徐々にマスターしていきたいと思います。

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  • 古代蓮の里”空間の記憶”

    5月6日まで、埼玉県行田市の古代蓮の里で開催されていた、古代蓮作品展『『古代蓮の里に咲く植物と展望タワー』が、無事終了し、工房に作品が帰ってきました。

    早速、自居留ギャラリーに展示してみました。
    この2つの作品『秋桜』『古代蓮タワー』を展示したとたん、空間が明るくなりました。

    同じ空間に存在する他の作品とは、色彩の違いもあるとは思いますが、作成した時期やその時の感情が異なるためだと思います。その時の環境や、心の情景は作品に強い影響を与えることを実感しました。

    今日は、水彩絵画『古代蓮タワー(記憶)』について、少し説明したいと思います。
    古代蓮の里のタワーと周囲の自然を水彩画で表現しました。
    全体が同じ季節のものではなく、ひとつの季節では見ることができない風景。
    場の記憶から蘇る風景になっています。

    古代蓮の里は、6月中旬から8月中旬にかけて古代蓮の花が咲きピンク色に染まります。
    2月の樹木を手前に描きながらも、背景の中にピンクを織り交ぜ、空間の記憶を色で演出しています。

    実際の色や形とは異なっていますが、記憶というのは潜在的な思いも含めて、印象の強い部分を残す性質があるのです。



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