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2015/02/05
先日、無事に「Four Mixed Media展」が終了いたしました。
会期中に雪が降るなど寒い日が続きましたが
ご来廊、ご購入いただいた皆様、本当にありがとうございます。
以下、今回用意した私のStatementです。
■何処に境界線があるのか 探してみましたが
どこにも線はありませんでした■
結局、私の作品は
人とのコミュニケーションが源流であり
だから、私の作品から
また別のコミュニケーションが生まれたら
とても嬉しく思います。
私は自身がスポットライトを浴びるのが苦手なので
鑑賞者が主役となるような
きっかけや流れ、空気を含んだ作品を作りたいと考えています。
今回、嬉しかったのは、沢山の方とお話をさせていただき
自分の作品から新しいコミュニケーションが広がる感覚を
実感したことです。
「完成度が高い」という批評も頂き、すでにこれからの方向性も
ぼんやり見えてきています。それについては、また追々...
球体(粘土玉)のように枠に囚われず
柔軟に転がり、広がって更に進化できるようがんばります。
皆さま、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
2014/09/22
絵を描くこと自体が好きなので
気づくのが遅かったんだけど
「自分のできる枠内」で作り続けると
だんだん息苦しくなってきます。
枠内で作り続けることは
人に伝えるためにとても大切なことと思っていて
むしろその事を努力してきたのですが
それが続くと視界がぼんやりしてきます。
久しぶりに「これ大丈夫?完成するのぉ〜?」みたいな
予想がつかない格闘をしてみたくなりました。
この大きさのキャンバスに向かい合うのは
1年半ぶりです。
経験則ではなく、
未知なものを感覚で描く緊張感。
自分のために描いている、という実感。
痺れて右手が上がらなくなるまで描きました。
チャレンジっていうのは
「自分、もっと出来るんじゃないの?」という
図々しい疑問から始まるのかも...
2014/08/11
今月8月は
ロイヤルパークホテルへ納品の作品2つと
8/20から始まる「Life 2014展」の作品を抱え、
久しぶりに〆切のプレッシャーを感じながら製作しました。
今回、とても役に立ったのが
日頃から持ち歩いているモレスキンのノートです。
本当はイメージが「ひらめいた!」ら
すぐにキャンバスをイーゼルに立て掛けられる
暮らしが理想ですが...それは夢のような話。
現実は「ひらめいた!」ら
このモレスキンのノートに殴り書きをしています。
Life展の作品は、構想時間が十分に取れなかったので
昨年ひらめいたイメージを広げて、製作に入りました。
浅はかなアイディアも
深く考えたアイディアも
思いついたことは、このノートに殴り書きしているので
人様にはちょっとお見せできる代物ではありませんが、
「継続は力なり」...7冊目に入って
ようやくストック帳として、活躍してくれました。
Life展の作品もあともう少しで、完成。
良い作品になりそうです。
2014/07/22
5月〜6月に貯めていたイメージを
ここ最近、一気に吐き出すように製作しています。
支持体と向かい合って、取っ組み合いをするのは
「作ってる」という実感があって、やっぱり楽しい。
スケッチを描く段階で、イロイロ計算はするけれど
いざ実際に支持体へ色をのせてみると
予想外の状況になって、「アワ〜ッ」と焦ったり、
その状況から、どう進めるか
脳みそフル回転させて考えて、まれに直感が働いたり...
そういえば昔、「直感です!」と回答して
会社組織で怒られた経験がありました(笑)
もちろん、作品も同様。
この「直感」を考察して説明する必要があります。
ナゼナラ、人ニ伝エタイカラ....
キャンバスに近づいて描き、キャンバスから離れて確認。
無心で製作して、自分の行動を考察する。
「自分の考えを伝える」ってことは
こういう作業のくり返しなんだと思います。
2014/07/13
羽田空港ターミル内にできる
ロイヤルパークホテルの2客室に
作品が設置させることになりました。
ロイヤルパークホテル(2014年9月30日から開業)
http://www.rph-the.co.jp/haneda/
空港という場所が好きなので
そこに自分の作品が「在る」ようになることが
不思議に感じます。
旅をする人たちに作品を見てもらえるのも、嬉しい。
旅の記憶の一欠片になれたらいいな。
写真は5月に提出した今回のイメージ画。
指定テーマ「夢」と「空港(旅)」を合わせて
[ 夢は 昼と 夜を 廻る ]
という作品タイトルにしました。
先日、木製パネルも到着したので
これから気合入れて製作に入ります!
2014/06/16
先日、urucomecoが企画したイベントで
ライブペイントをしてきました。
人前で絵を描くのは苦手なのですが
今回は絵や音楽をやってる人達が集まって
全員が参加者、のような雰囲気だったので
人の目を気にすることなく、楽しく描かせて頂きました。
その場の空気に合わせて
自分が主旋律に立ったり、伴奏にまわったり、
そんな中から偶然「いいね!」というものが生まれたり、
人と一緒に即興で作るのって
なんかコミュニケーションそのもの、だなぁ〜と。
この日は、たくさんの人とくるくるダンスをしたような
楽しい気分で家路につきました。
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【お知らせ】
8月、グループ展に小作品1点を出す予定です。
テーマは「動物」「生き物」
う〜ん。
抽象画で表現するのか、久々に具象画に手を出すか....
詳細は、また後日お知らせさせていただきます。
2013/08/13
先日「建築解体材(廃材)から小さい黒板を作る」
というワークショップに参加しました。
もちろん木材の扱いはド素人。
興味津々。色々質問しまくって(スミマセン....)
すごくすごく勉強になりました。
「感覚」というのは、本では絶対に覚えられない。
以前、知り合いが銀粘土アクセサリーを教えてくれた
ことがあったのですが、その経験が無ければ
「キャンバスに粘土を付ける」という
考えに辿りつかなかったと思います。
今回の経験もすぐ取り込めるとは思えませんが、
「木材」の感覚は残っていて、いつか煮詰まった時(?)
その感覚がなにか導いてくれるかも....
そんなこんなで、今年の夏はアクティブにお勉強です。
自分が使っている画材(ゴールデンアクリルガッシュ)の
講習会にも参加。
こちらは少し眉間にシワを寄せて左脳も使いました....笑
この講習会では、改めて自分の使っている画材が
「単一色」絵具であると認識いたしまして
現在「この特性を生かす=色を混ぜる」ことと
格闘している真っ最中です。
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11月に少し実験的な展示を企画しております。
そこで今年の夏に吸収したイロイロを
お見せすることができたらいいな。
2013/07/14
炎天下を歩いていた時に見つけた小さな噴水。
水のカタチが変わる様子が面白かったので
iPhoneで撮り、そのまま動画編集アプリを使って
水音に合わせて音楽をつけました。
(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=hsllseuSZZM
いや〜、デジタル技術は便利ですね。
ちょっと思いついたことを サクっと適用してくれます。
昨日は 作品「カミオカンデ」が観たくて
アンドレアス・グルスキー展に行ってきました。
「絵画は複数の視点を一枚に収めることができるが
写真にはそれが不可能」というのはもう大昔の話。
複数の視点を一枚に収めた写真が そこに在りました。
じゃあ、絵画である意味は?
今のところ、私は「質感」でないかと思います。
とは言え、写真も絵画もあくまで方法手段。
こうゆうことを考えすぎると視野が狭くなるので
ここら辺でやめて、次の作品の構想を練ります(笑)
2013/06/09
昨日は国立市にある「やぼろじ」で
urucomeco SAOちゃんの誕生日パーティーでした。
素敵な古民家と野菜たっぷりの母めしで
充分満足でしたが、集まったメンバーは
なにかしら「作っている人」ばかり。その後も
大野商店(オノちゃん)のチーズケーキがふるまわれ、
ピアノとハーモニカで即興BGMが始まり、
主賓からお礼の手作りお土産もあり、
かなり贅沢なパーティーとなりました。
お店を出た後は、みんなで夜の神社を散歩して
近くの田圃までカエルの鳴き声を聴きに。
360度カエルの鳴き声が響き渡っている中、
はしゃいで田圃のあぜ道を歩いたのですが
ふわふわした土の感触にびっくりして衝撃を受けました。
世の中には「知らない」「気付かない」ことが
まだまだ沢山ありますね。
そういえば....
なぜか途中、蛍の話で盛り上がったのですが
今朝起きたら「蛍の会」意味=みんなで蛍を見に行こうぜ〜の
お誘いメールが届いてました。
はっ...早い! みなさん、企画力あり過ぎです(笑)
2013/06/02
北海道に住んでいるマイさんから
お願いをしていた短編集が届きました。
昨年あたりから
「物語の挿絵を描いてみたいなぁ....」と
ゆるゆる考えていて、お願いをしていたものです。
「イメージに合わせて書きますよ〜」と
言ってくれたのですが、彼女が生活している土地の話
(毎日、雪かきをしないと埋もれてしまう)
(朝、外に出るとキツネとか色々な動物に会う)等を聞いて
私が知らない自然を知っている彼女にお任せしました。
届いた短編集は
「春」「夏」「秋」「冬」の小さい物語です。
これからじっくり読んで
イメージを広げてみたいと思います。