気まぐれに
赴くままに
旅しよう
ボクに似合った
色を選んで


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気まぐれ文学館
より抜粋

ニッケル中毒

　　無意識で百円玉を飲み込む癖があり、気がつくと喉に百円玉がつっかえて喉に激痛が走り全身ニッケル中毒に侵されている・・・という事でした。
　　体内に脱力感が走りもう俺は駄目だ・・・何故俺は無意識で百円なんか飲み込む癖が出来てしまったんだ・・・そんな後悔のみが脳内を駆けめぐりました。


・・・といったとこで、背中丸出しにしたまま目覚めました。丸出しだったせいか、背中が冷えて少し風邪を引いたみたいで、喉が痛かったです・・・それが原因でニッケル中毒なんて夢みたんでしょうか？う〜ん・・・夢って不思議だ・・・
　　ちなみに当然といえば当然なんですが、無意識で百円なんか飲みません。飲む位なら使います。

大好きな
気持ちが心で
あふれたら
キミもおんなじ
笑顔で笑った


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気まぐれ文学館
より抜粋

弥太郎と偽孫

　　昼下がり、弥太郎の部屋に一本の電話が鳴っていた・・・
『はい、弥太郎じゃが・・・』
『じいちゃん俺だよ！覚えてるだろう？』
『良平かい？』
『そうだよ、良平だよ、じいちゃん元気かよ』
『元気じゃよ。お前はどうだい？』
『俺は今大変なんだ！友人の保証人になって大変なんだ』
『そうかい』
『じいちゃん悪いけど、金貸してくれよ・・・２百万でいいから・・・とりあえず、携帯とか持ってるかい？』
『悪いけど、わしゃー家には黒電話しか置いとらん。銀行もATMとか使わずに窓口でしか取引せん・・・』
『ツーツーツー・・・』
そのまま、電話が切れてそれっきりになった。

・・・・弥太郎はつまらなそうに、鼻くそをほじりながらこうつぶやいた。
『今回の振り込み詐欺はせっかちでつまらんのう・・・』
そうつぶやいて、先程電話のあった電話番号をメモに控えて警察に電話し、
『もしもし、今ワシの家に振り込み詐欺らしい電話があったが、今から言う電話番号を調べてくれんかのう・・・』
　　と、警察に通報した。ちなみに、弥太郎は独身で子供もいないし、ボケた対応をしたが、電話はナンバーディスプレイ付きの電話で、勿論携帯も持っている。
　　警察に通報した後
『最近の警察もトロいからどーせ今回の偽りの孫も捕まらんだろうけどのー』
　　と、溜息をついてこぶ茶をすすった。

ともだちと
思って話を
してみても
聞き流されてる
だけかもしれない


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気まぐれ文学館
より抜粋

ともだちと
思っていても
本当は
違う時間で
生きているかも


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気まぐれ文学館
より抜粋

幸せよ
ボクのトコまで
やって来い
そらとぶくじらが
頭に浮かぶ日


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気まぐれ文学館
より抜粋

なんとなく
平行線で
いるキミと
沈黙のみの
時間を過ごす


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気まぐれ文学館
より抜粋

変わらない
気持ちでずっと
生きたなら
いつか誰かに
伝わるのかな


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気まぐれ文学館
より抜粋

きのこ


俺の代わりに秋なすびって机の上に書き置きでもしてみた

目にやさしいブルーベリーキャンディーをなめてじっくり見るモザイク

両手でちちをはさんでマンモグラフィーなんて言ってみたら怒られた

血便触診で女医にアナル犯される『もっと』と言っていいですか？

おしりに薔薇の一輪挿しなんてとってもシュールだろうか？なーんて

なんとなく股間強調して『ペンシルベニア大学』と言ってみた

君の大きさは大きくもなく小さくもなく手乗りおっぱいだね

エリンギをつかんで『エリンギじゃないよね』って言われたなんかショック！

松茸をつかんで『松茸でもないよね』って言われたこれもショック！

えのきをつまんでニコっとしたから『それよりはある！』と言い返した