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    Works 225
  • 星が降る…その3

    2011/08/09

    maro日記

    私は主婦だ。

    ダンナが主になって働き、
    私は最低限家事をし、
    バイトをする。
    本当はその他の事をしなくても平気なんだけれど、
    やりたいから絵を描く。文字を打つ。

    この先、安定を続けていくための心配をする。
    ダンナにある程度合わせながら、
    自分よりも相手を優先する。
    そして、そんな普通に暮らす主婦のレールを
    私は歩き、周りの一般と比べていたのだ。


    もちろんそれも一つの生き方。
    でも、安定を維持するために
    やらなければいけない事をやる、
    そして絶えず周りを気にしながら…


    そんな風に、私は『主婦』をいうものを
    意識はしていなかったし、
    そんな言葉も私の頭にはなかったけれど、
    ガッチリ捕われていたのだ。


    さかのぼってみれば、
    結婚や妊娠、出産もすべて同じ事。


    本当の私は、私のために生きていきたいし、
    私はそれが結局周りのためなのだと思っているはず。
    それなのに…!


    もちろんやるべき事はやるよ。
    でも、すべてを『やらなきゃいけない事』にし、
    ダンナに寄りかかりすぎて、
    自分で立つ事もできなくなってしまっている自分に
    気がついた。


    周りと比べたくないのに、
    そんなレールにのってアグラをかいている自分が、
    そこにはいた。


    だって楽だから…


    でも、それを息苦しく思っている私と…


    私は自分で立ちたい!
    とそう思ったとき、私の心がすごく軽くなった。
    普通に今なら、人の幸せを喜べる気がする。
    それを私はできなかったのだ。


    じゃあ、明日もあさっても、
    私は平気でいられるかは、
    残念ながらわからない。


    でも、今のただいっときでも、
    私の目の前に風が吹き、
    星が降ってきたのだ。



    私の気持ちは今穏やかだ。
    そして、いろんなことをやっていきたい。
    誰でもない、ただ一人の人間として。





    …そう、私のかいじゅうは、
    『レールにのってアグラをかいている、
    変なプライドとコンプレックスを抱えた私』
    だったのだ。


    もう、私の中にいないで、
    自由に飛び回っていいんだよ。







    私は、自分の足で立とうと思う。

  • 星が降る…その2

    2011/08/09

    maro日記

    さあ、時間軸を今に戻していく。


    その1の事…0ではない。
    まだ、そんな思い、
    悲しい思いは私の中に残っている。


    だけれど、私のかいじゅうの正体は、
    実は違うものだったんだ。






    私は結婚する前、すんなり結婚している人を
    見るのが痛かった。
    『もしかして…』なんて思わせぶりな話が出るたび
    舞い上がって落ちた。


    妊娠したとき、変な話だけれど、
    私は平均点をクリアした!
    …なんて思った。
    普通に20代で結婚して子供ができて、
    『普通』という基準をまさか上回れるなんて!
    普通に幸せになれたんじゃん!
    …なんて言う気持ち、確かにあったんだ。


    子供がいなくなって悲しかった。
    人が一人死んだのだ。
    ダンナとは付き合ってかなり長い。
    だから、突然ぱっとできたんじゃなく、
    相当私としては待ったのだから、
    やっとだったのに…と
    ものすごく辛かった。


    でも、私はそれ以上に悲しかった。
    せっかく『普通に幸せ』の条件を
    満たせたのに、それが壊れてしまった事が
    悲しかった。
    だから、ただ結婚するだけでもハッピーなはずが、
    私はそれをものすごく喜ぶ事はできなかった。


    そして今、私はアートな活動をしている。
    それは独身のときと変わらない。
    でも、私は気づいてしまった。

    私は『主婦』なのだ…と。


    どういうことか、できるだけ説明するけれど、
    ものすごく繊細な話でわかりにくいと思う。
    でも、話そう。


    だって、これが今回私が気づいた事なのだから…

    つづく…

  • 星が降る…その1

    2011/08/09

    maro日記

    とりあえず先に言っておくと、
    案外普通の事かもしれない。


    そして、落ち着いたとは言えども、
    まだまだむき出しの心だから、
    そっとはしておいて下さい(^∇^)

    さっき母に話してみて、
    順風満帆な人にはやっぱり伝わらない話だと
    確信したから。




    何があったのか…
    まず簡単に私の過去を書いておこう。


    私が悩んでいた事のすべてというのは、
    20代後半からの悩みなんだと思う。
    26歳くらいまでは全く考えもしなかった事だから。
    だから、まだ若い人は、それくらいになったら
    もう一度思い出して下さい…


    私の悩んでいた事…
    世間一般では20代後半ともなれば、
    結婚し、子供ができる事が普通と言われる。
    実際は晩婚化だったりで違うかもしれないけれど、
    それでも『普通』なのだ。


    私はその負のスパイラルに巻き込まれていた。


    私は半年ほど前に結婚している。

    でも、それまでの期間がばかに長い。
    その間、結婚についてもちろん悩んだ。
    暴れもしたし、別れたりもした。


    そんな半年前、始めて私は妊娠したのだ。
    そのおかげで今のダンナとやっと一緒になった。
    そのキッカケがなかったら、3つ年下のダンナとは
    まだ普通に付き合うにとどまっていたと思う。


    本当半年前。
    周りの人は私が妊娠した事を
    祝福なんかしてくれてなかった。
    そんな私が流産した。
    7週目に生きていた子供は9週目には死んだ。

    たまにブログに書いているKというのは、
    私の子供なのだ。
    ダンナは『くう』という名前がいいと
    言い、『紅羽』にしようと言っていたけれど、
    私は『それなら九魚ちゃんがいい!』なんて言っていて、
    結局それが決まる前にいなくなってしまった。


    私もダンナもものすごく泣いた。
    結婚式は無理矢理した。
    結婚式までもなくなってしまったら…
    せめて式はしようよ…なんて思いながら。
    新婚旅行も全然考えてなかったけれど、
    私が落ち込んでいたからダンナが誘ってくれたのだ。


    6月の出産予定日もさらさらと過ぎていき、
    今8月だ。

    それでも、ずっとずっと、
    仕事場で小さな赤ちゃんの話が出るたび、
    吐き気がしたし、
    ウロウロしている乳母車をひいた
    若いお母さんを見るたび、
    目をそらしていた。


    今流産の確率というのは思いのほか高く、
    1/6は流産しているそうだ。
    その原因も、染色体異常とは言われているけれど、
    定かではないみたい。
    でも私は5/6は生まれているんじゃないか。
    なんて思っていた。
    5/6は辛い思いを知らない。


    正直思った。
    ただ普通に幸せな事自体が罪だ…と。


    だから、私は自分が既婚であるという事は
    このブログでは隠してはなかったけれど、
    表示はしないでいた。
    異性に対してではなく、同性を意識して。
    昔の私みたいに、ものすごく気にしている時期であるとき、
    その表示は痛い。
    そういうの関係なく私の文章を読んでほしかった。


    もちろんこんな事、考え過ぎではあるんだけれど、
    実際私はこのブログのプロフで傷ついた。
    『今妊娠中…』や、
    『長女2歳、長男1歳…』なんて書いてある人は
    ものすごくいっぱいいたから。


    私は胸でたまにザワつく、暴れだす、
    この私の心に住んでいるかいじゅうは、
    ずっと、私のKちゃんだと思っていた。

    …つづく

  • やばい!吹っ切れたかもしれない!

    2011/08/09

    maro日記

    私吹っ切れたかもしれない!

    この何年もの長い間悩み続けていた問題。


    実は何かあったわけじゃない。
    ただ、気がついたことがあった。


    ただ、このことを話そうと思ったら、
    もっとゆっくりじっくり書かせてもらいたいから、
    夜の更新でしっかり話させてもらいます。


    私は今アートな人ではあるけれど、
    私の悩んでいたことは本当に
    普通の・・・普通すぎるきっと20代後半から
    女性なら誰でも悩むこと。
    おそらく気がつかなかったら一生悩み続けたことかもしれない。

    昨日書かせてもらった、
    なぜ佐賀に行ったときは吹っ切れてて、
    京都に帰ってきてまたしんどくなったのか・・・

    全部につながる原因をみつけた。


    そして、私のいつも暴れだしていた怪獣の正体・・・
    ・・・自分自身勘違いしていた。
    ずっと私が思っていたものじゃなかったんだ。
    そのこともすべて話させていただきます。


    夜の更新、ぜひ見に来てください!


    本当聞いてほしい。

  • 帰ってきたよ!!

    2011/08/08

    maro日記

    さて、帰ってきました!
    今日の朝、夜行バスで佐賀から京都まで!


    こんなに佐賀が落ち着くとは正直思ってなかった!
    ここんところ、何をしても楽しくなかったし、
    食べたいものもなかったし、
    何かしたい事もなかった。

    それがだ!
    久々に文庫本2冊、マンガ4冊をばっちり読み、
    かなりゆっくり睡眠をとれて、
    母の作るご飯は本当においしかったし、
    その上ショッピング!…というか、すごく私の
    創作意欲かき立てられるお店に行ってきたのだ!


    長崎の波佐見というところにある、
    『HANAわくすい』っていう、
    いろんな作家さんの作った雑貨が売られていたり、
    多国籍料理が食べられたり…
    そんな場所に連れて行ってもらった。


    黒い厚紙をめがねのカタチに切り取られたしおりや、
    小さな葉っぱがついた押しピン、
    手作りで作られたロウソク、
    それに、ハンモックも置いてあって、
    始めてハンモックに座ってみたのだ!
    なかなか気持ちいい感じやったよ!


    置いてあるものは、本当にどれもステキだし
    オシャレだったんだけれど、
    感覚としては、誰でも気軽にこられる雰囲気。
    うまく言えないけれど、
    気どった感じとかが全くなくて、
    すごくいごこちのよい空間だった。


    なんだか佐賀とか長崎とかっていう九州って、
    右にならえ精神が薄いような気がする。
    売れようが売れまいが好きだから
    店を出しています。みたいな店が結構ある。
    そんな空気の中で、
    それぞれがそれぞれでいられる、
    そんな雰囲気に私は癒されていたのだ。


    私は、この感じを今住んでいる京都まで
    ちゃんと持って来れるかなあと思ったら、
    帰ってきたら、また漠然と追われているというか、
    疲れているというか、
    またもとの私には戻ってしまっていた。


    ただ、一度は風が吹き、星が降りていたのだ。


    爆発的にゴロッと180度生活が変わるような、
    そんな感じが私は本当は好きなのだけれど、
    でも、私は今できる事をしながら、
    何かに楽しめるほどの余裕をとりあえず
    もてるように、動いていこうと思う。


    私に一体どれだけの事ができるのかは
    本当にわからないけれど、
    とりあえずマイナスを0に戻すために、
    目の前の事をとりあえずする。

    本当はナメクジみたいに
    はっている感じの私だけれど、
    なんとか、立ち上がって歩くところまで
    まずは行きたい。
    (…気持ちの話ね。
    体調はそこそこだから、実際は肉体的には動ける)


    取りあえず今日はそこまで…

  • ドMモンスターは私

    2011/08/04

    maro日記

    なんだかよくわからない。

    いくら自分に向き合ったところで
    どうなるでもない。

    私は誰かにとっての『いい人』でありたかったし、
    それはいったいどうするのがいいのか…
    ずっと考えてきたんだけれど、
    もう、よくわからない。


    今日は別に何もなかったし、
    仕事も普通だった。
    本当に何も変わった事もなく、
    落ち込んでいるわけでもない。

    ただ、これからどうしたいのかが、
    よくわからない。


    私は何かから逃げているのか…
    いや、そんなことはない。
    もっと自分と向き合うべき?
    いや、もう、十分。


    なんか、何が楽しいとかももう
    よくわかんないし、
    本当ドンズマリ…


    ただ、私はものすごくクソまじめ野郎なので、
    適当を続ける事も疲れてしまう。

    そんな私。

    自分をさらけ出したりしても、
    ものすごく恥ずかしいことを言ったような、
    よくわからない後悔になってしまったり…
    とりあえず、そっとしとく。



    明日から実家に帰るので、
    次の更新は月曜にする。


    …いや、本当見失っているなぁ。
    でも、そんな空虚でうつろな目をした
    このモンスターを私は結構気に入っていたりするのだ。


    本当にどうしようと思っている反面、
    普通に平和に過ごしていたらいたで、
    見失って落ち込みたいと思ってしまう、
    そんなドM感情がないわけではない。

  • ゆるい生活を楽しむ

    2011/08/04

    maro日記

    ネコのモフモフ感…すごくホッとする。
    私がネコのダ君のいない部屋で
    ブログの更新なんかをしていると、
    ついてきたりする。

    存在自体がモフモフあったかい。


    最近バイトの指定のポロシャツを、
    ワンサイズ上げた。
    もともとのサイズが
    たぶんジャストフィットなんだけれど、
    少し大きめにすると、
    すごく風通しがよくなった!
    このサラサラ感が本当に気持ちいい!


    そんな小さなお気に入りがまだまだある。

    やたらとブカブカした私のジャージ。
    意味もなく置いてある木彫りのウサギ。
    かぶってるとますます性別がわからなくなる
    ベージュのキャスケット。
    はだ触りがめちゃくちゃいい西川の毛布。


    特に実家を出てからだと思う。
    私以外の誰かの選んだものの中にいるって
    そんな感じじゃなくて、
    だんだん自分の身の回りが
    私の好きなものであふれている。
    私は私の中にいる。

    そんな自分空間が、
    本当に気持ちよくて、
    それで前よりも自分を保てるというか、
    ぶれなくなっているのかもしれない。

    悩んだり…というのは別にして。


    そんな今のありふれた空間を
    もっとありがたく思うために、
    過去に思いを馳せてみる。


    そんなことをぼんやり考えていると、
    今がなんてゆるい、静かで落ち着いた
    日々なのかと、…
    …ありがたい。


    本当にすぐに荒れちゃうので、
    …とにかくココロを落ち着ける事に
    なるべく今、心がけています!

  • まるでアクマ

    2011/08/03

    maro日記

    このところ真っ黒な私、
    いろんなことが割り切れてきたような
    気がしている私は、
    ついにこんな姿になってしまった。

    『もう、ほぼアクマではないですか!!
    背中の白い羽は飾りでしかないではないですか…』


    そんな私、『イイコでいたい私』を
    ポーンと投げ捨て、
    やっとのことで、ものぐさな感じで
    歩き始めた。


    そんな私、全くダメな私…
    そしてだんだんそれが普通になっていく。

    たったそれだけのことが、
    私にとってとても軽い。


    さて、今度は何をしよう…
    誰かを驚かせてやろうか…
    いや、突然思いきって踊る?



    当たり前のことを当たり前にすることに
    疲れた私。もう飽き飽き…

    やらなきゃいけない毎日にもうウンザリ。
    何か考えもつかないことを、
    ヒョーンとやってみたい。


    何がいいかな…

    いや、毎日のことでもいいんです。
    でも、やらなきゃいけないからやること、
    それだけでまわっている毎日を
    ひっくり返したい!

    ビックリするほど部屋をきれいにしたり、
    目が飛び出るくらい辛い料理を作る。
    ダ君をおもいっきりからかってやろうか…



    頭をからっぽにして、
    ジャンピン!!

  • 風のワタシ

    2011/08/02

    maro日記

    ちょっと本気モードで頑張ろうかと…
    このところ時間が本当になくて、
    眠たくてなんだかだるい…

    けど、末のイベントに向けて、
    ようやくスタートをきります。

    ということで、ヨロシク。



    やっつけで描かせていただいた
    今日の絵は、ようやく少し落ち着いてきた
    …ような気がほんの少ししたから
    描けた気がします。
    コイツはすなわち私なのです。


    なんだかいろいろ考えて、
    落ち着いて、落ち込んで、
    やっと平気になったかと思ったら
    まだまだ全然で、
    余裕がとにかくない…
    なんていろいろ頭を使い、
    たぶん前にも後ろにも進んでない状態だけれど、
    少しずつ角がとれて、
    私本来のカタチにだんだん近づいては
    来ていると思う。


    特にこの1ヶ月は、この場を借りて、
    あがきにあがいたので、
    また少し前とは変わってきている。


    唐突だけれど、漫画家で、
    私は『萩尾望都』が大好きだ。
    特に古い短編。
    その中の『城』って話。

    人は誰でも白い石と黒い石が同じ数だけ
    持っていて、その石を積み上げ、
    自分だけの城を作る。
    主人公の2人の友達に、白い石だけを積み上げ、
    黒い石をほったらかすもの、
    黒い石を積み上げているように見えて
    後ろから見ると、しっかりと白い石で
    塗り固めているものがいる。

    そんな中で主人公は黒い石も白い石も
    積み上げて自分だけの風の城を
    いつか作りたい…

    …みたいな話なんだけれど…
    これはあくまで気持ちの話で、
    主人公の両親が離婚して、寮に入れられて…
    みたいな背景の上に描かれている気持ちの話。


    私もちゃんと積み上げたいのだ。
    白も黒も大切に磨き上げて…
    自分の納得できる方向をずっと探している。


    それが私にとってワルモノでありイイモノでもある、
    そんな『私』というものになっていけるよう、
    まだまだ道半ばなのだけれど、
    それが自分のめざす理想なのだと思う。


    そして、私の絵も、少しずつ変化していって、
    『私のめざす私』というものの存在によって、
    きっといい方向に向かっていくように思う。


    そんな私の変化をこれからも
    第2の私は、足を組み、
    ゴロンとしながら眺め続けていこうと思う。

  • 夏はだるすぎる!

    2011/08/02

    maro日記

    ちょっと原因がわかった気がします。

    単純にバイト時間が2時間ほど増えたことが
    地味に体にきているだけみたいですヽ(;´Д`)ノ


    このところ、以前よりはアッチ行きコッチ行き、
    かなりバイトで振り回されてるみたいだし、
    節電でエレベーターは使っちゃダメみたいだし。


    そしたら、足の膝上10センチあたりのところだけ
    少し細くなりました(笑)
    太ももは変わってないけどさ…


    何だか疲れはたまるし、
    一日中眠たいし、
    寝るなら寝るで寝苦しいし。


    夏よ、早くされ!


    たぶんクーラーとかでも、
    もう体にすごくきてます。


    ヒダリオシリもえらく筋肉痛。
    これは土曜にボーリング6ゲームも
    したからだろうなぁ。


    ああ、もう体だがガタガタで、
    ナメクジのようにぬるぬると
    はいずっていたいです。


    とりあえず、夜の更新につづく…のか?

k
k