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2012/11/24
このところ気分も落ち着いている私。
ほんの2.3年前くらいまで私の気持ちが落ち着くことは
ほとんどなかったように思う。
漠然とした不安がずっと付きまとっていた。
今私を支えてくれるのは、家族や友人、そしてお客さん。
私の気持ちは、底に穴の開いた器みたいなもので、
私の自信はその器からポトポトと絶えずこぼれ落ち続けて、
気がつくと空っぽになっている、そんなものなのだ。
それが今、私の周りのたくさんの優しい人たちに
私の自信につながる温かい気持ちという水を
穴の開いた器に入れ続けてもらっているおかげで
絶えず水は漏れながらも
私の器はなんとか満たされた状態を保っている。
まあ自信といっても、ただ自分を
自分自身で『それでいいよ。』と思えることが
私にとってすごく難しいことだったから、
しょっちゅう不安をかかえていた。
2.3年前まで世間におびえていた私は、
やっと前に進めたのかもしれない。
そんな優しい人たちの中で、
私はこの当たり前になりつつある平穏が、
少し前まで手がかすりもしなかったことを思い返すたび、
ちょっと不思議な気持ちになる。
この普通って状態が、前の私から見たら
今ビックリするくらいの幸せなんだけど、
何か周りの環境とかが180度変わったんじゃなくて、
昔の私は、自分の心のの状態の悪さから、
ただ気がつかなかった、
本当はずっと近くににあった幸せなんだろうなあと
感じずにはいられない。