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2009/12/29
世間様と僕をつなぐツールの一つであるところのニュースは幼児虐待と警察官による痴漢ばかりを伝えるので辟易、もういいよと、安部公房の世界に入り込む僕、即席世捨て人、氷砂糖が友達。
カラスって喰えるらしいよ。
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2009/12/02
例えば飲み会、懇親会、コンパといった複数の人間が寄り集まってアルコールを摂取しながら談話・談笑により親睦を深めるというような場面で、周りの人、特に上司・先輩など目上の人のグラスが空になっていた場合、即座に「ささ、どうぞ」なんつってアルコール飲料を注ぐ、そういった心遣い、僕は大好きです。
ただし、そういった場面に出くわしながらアルコール飲料を注がない人に対する非難・中傷の類、これは公衆便所にたかる蛆・蠅と同等くらいに嫌いです。
本来、思いやりの心、高尚な精神の為せる業として賞賛されるべき行動が、為されて当然、これを怠る物は屑以下であり死すべし、といった風潮は、せっかくの美挙を「ああ、○×氏のグラスが空になっておられる、一刻も早く注がなければ怒られる嫌われるあわわ」という、負の感情から生まれる行動とまぜこぜにしてしまい、やがて、愛ある行動がすべてルール化によって埋没してしまうのではないかと感ぜられ、残念でならない。
夜中、ある若い女性が、最終電車に乗り損ねたのであろうか、ボーイフレンドに電話をし、自動車で迎えにきてほしい旨を伝えたところ、恐らく"わかった、1時間程待ってくれ"との返答。それに対し女性が「はぁ〜??1時間???ふざけんなよー、ひからびるっつぅのー、ったく使えねぇーなぁー、あ、ついでにコンビニでハーゲンダッツ買ってきて」などと罵詈雑言を浴びせている場面を見て、僕は、踏みつぶしてやりたいと思った。
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2009/11/07
ほとんど常に三人称視点しか持ち合わせていない僕は,やっとヒトの顔にぽっかりと空いたふたつの穴,その中のグロテスクな球体に焦点を合わせる事にかろうじて成功したばかりで,言葉は、いつも眼前に突きつけられた台本が語るのである。ふと気づくと、障子の隙間から覗いている、その対象はまぎれも無く僕。しばらく目を閉じてから瞼をひらくと、そのたびに必ず思うのだ。あれ?現実ってこんな感じだっけ?そして、その覗き手こそが僕の一人称なのかと問われれば,やはりわからない。
それにしても、世界中にゆらゆらしている途方も無い数の「人」が自分と同じように意識を持った「我」であることを想像する度に目眩、震え、冷え性。
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