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ファインアート > 切り絵
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CommentPaper Cutting Art
Art of coloring and cutting out only one sheet of paper.
彩色切り絵 「空だって飛べるもん」2020
今日10月21日はひかりの日 だそうですね。
このおけらも後ろからライトで透かして撮影しています。
.
秋も盛りになって来るとオケラをそこかしこで見ることができます。
オケラは水陸両用の器用さから「螻蛄の七つ芸」が転じて器用貧乏と揶揄されるそうです。私も少し心当たりがございます～🤭
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他にも、その両手を挙げた様が博打に負けて無一文になった姿だとも。
縁起を担ぐ人にとっては遭遇したくない生きものかもしれませんね。
.
日が暮れて散歩に出た帰り道に車道の路側帯に一匹のケラが右往左往しているのを見つけました。
.
車の往来が多く、すぐに敷かれて死ぬのが目に見えましたが、同時に「オケラだって虫けらだってみんな生きているんだ♪」の童謡を思い出して鼻歌歌いながらその虫けらを拾い上げて勢いよく横の民家の庭先に放り込んであげました。
特に情が湧く時間もない流れ星のような出会いと別れです。
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また他の日に、寝る前に用を足そうとトイレを流そうと振り返ると、あろうことか!可愛らしいチビ蜘蛛さんが水面の浮島に飛び込んんでいるじゃありませんか。（お食事中の方大変失礼いたしました(笑)）
朝蜘蛛は縁起が良いけれど、「夜蜘蛛は親でも殺せ」なんていう迷信もありますけれど、このまま流してしまうほうがよっぽど寝つきが悪く感じたもので、わたくし池の畔のお釈迦様のようにカンダタチビ蜘蛛さんを”すくって”差し上げました。🤭🤭🤭
おかげでスッキリして寝つきがようございました。あ、またうまいこと言っちゃった(笑)
.
巷のスピリチュアルガイドでは、なんでもかんでも何かしらの意味付けがされていて、耳鳴りがしたら、手足が痒くなったら、この生き物はどうとか、日常生活をそういったもので一喜一憂して洗脳されていくのはかなりリスキーだと感じます。
.
この生き物は不吉だから殺してしまえなどという妄信的ステレオタイプな考えは時々田舎の因襲としてみられるものでもありますが、結果的に「その通り」になるのは自分の思考が思い込みによって無意識にそうなるように動かされているせいかもしれません。
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正しい知識のない過剰な恐れは間違いを起こしやすいものです。
.
.
ところで「思いやり」って何だと思いますか？
.
千里先の人びとまでを慮ることが真の思いやりだという意見もあるようですが、千里も離れた人が本当に存在するという確証はどこにもないですね。このようなバーチャルなＳＮＳの世界に存在している私たちでさえ、本当に存在しているのかなんてどこにも保証はありません。
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何か落とし物をした時、千里も離れた場所から飛行機を乗って海を渡って追いかけて来られたら、それは気味の悪さ以外の何物でもなく戸を開ける気もしないなと私は思います。まあ、そんな物騒な時代です(笑)
.
それよりも、いまここに隣にいる人、すれ違った人からさりげなく拾っていただいたもののほうが、心地好く記憶に残りその人に恩を感じるでしょう。
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思いやりは「その程度」で程よいものですね。
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すばらしい善行を心がける人をみて、「自分にはそんなことはできない」と怖気づかず卑下もせず、ましてや「あんなのは偽善者だ」と劣等感によって批判する必要もなく、気楽に肩の力を抜いて道草でも食って道の端っこでも眺めてみてください。
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壮大な善意はそれほど必要ありません。目に見える範囲で十分です。
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道草の道端の虫けら一匹助けてあげたなら尊い思いやりに何ら変わりありません。
そのくらいが一番あと腐れなくてちょうどいいのではないでしょうか。
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と、いう噺を思いついて、今日虫けらたちから恩恵を受ける日が来ました。感謝感謝。
さて次はなんの虫に出会うかな？🐛
28ｘ28ｃｍ
3日
今日10月21日はひかりの日 だそうですね。
このおけらも後ろからライトで透かして撮影しています。
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秋も盛りになって来るとオケラをそこかしこで見ることができます。
オケラは水陸両用の器用さから「螻蛄の七つ芸」が転じて器用貧乏と揶揄されるそうです。私も少し心当たりがございます～🤭
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他にも、その両手を挙げた様が博打に負けて無一文になった姿だとも。
縁起を担ぐ人にとっては遭遇したくない生きものかもしれませんね。
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日が暮れて散歩に出た帰り道に車道の路側帯に一匹のケラが右往左往しているのを見つけました。
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車の往来が多く、すぐに敷かれて死ぬのが目に見えましたが、同時に「オケラだって虫けらだってみんな生きているんだ♪」の童謡を思い出して鼻歌歌いながらその虫けらを拾い上げて勢いよく横の民家の庭先に放り込んであげました。
特に情が湧く時間もない流れ星のような出会いと別れです。
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また他の日に、寝る前に用を足そうとトイレを流そうと振り返ると、あろうことか!可愛らしいチビ蜘蛛さんが水面の浮島に飛び込んんでいるじゃありませんか。（お食事中の方大変失礼いたしました(笑)）
朝蜘蛛は縁起が良いけれど、「夜蜘蛛は親でも殺せ」なんていう迷信もありますけれど、このまま流してしまうほうがよっぽど寝つきが悪く感じたもので、わたくし池の畔のお釈迦様のようにカンダタチビ蜘蛛さんを”すくって”差し上げました。🤭🤭🤭
おかげでスッキリして寝つきがようございました。あ、またうまいこと言っちゃった(笑)
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巷のスピリチュアルガイドでは、なんでもかんでも何かしらの意味付けがされていて、耳鳴りがしたら、手足が痒くなったら、この生き物はどうとか、日常生活をそういったもので一喜一憂して洗脳されていくのはかなりリスキーだと感じます。
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この生き物は不吉だから殺してしまえなどという妄信的ステレオタイプな考えは時々田舎の因襲としてみられるものでもありますが、結果的に「その通り」になるのは自分の思考が思い込みによって無意識にそうなるように動かされているせいかもしれません。
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正しい知識のない過剰な恐れは間違いを起こしやすいものです。
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ところで「思いやり」って何だと思いますか？
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千里先の人びとまでを慮ることが真の思いやりだという意見もあるようですが、千里も離れた人が本当に存在するという確証はどこにもないですね。このようなバーチャルなＳＮＳの世界に存在している私たちでさえ、本当に存在しているのかなんてどこにも保証はありません。
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何か落とし物をした時、千里も離れた場所から飛行機を乗って海を渡って追いかけて来られたら、それは気味の悪さ以外の何物でもなく戸を開ける気もしないなと私は思います。まあ、そんな物騒な時代です(笑)
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それよりも、いまここに隣にいる人、すれ違った人からさりげなく拾っていただいたもののほうが、心地好く記憶に残りその人に恩を感じるでしょう。
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思いやりは「その程度」で程よいものですね。
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すばらしい善行を心がける人をみて、「自分にはそんなことはできない」と怖気づかず卑下もせず、ましてや「あんなのは偽善者だ」と劣等感によって批判する必要もなく、気楽に肩の力を抜いて道草でも食って道の端っこでも眺めてみてください。
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壮大な善意はそれほど必要ありません。目に見える範囲で十分です。
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道草の道端の虫けら一匹助けてあげたなら尊い思いやりに何ら変わりありません。
そのくらいが一番あと腐れなくてちょうどいいのではないでしょうか。
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と、いう噺を思いついて、今日虫けらたちから恩恵を受ける日が来ました。感謝感謝。
さて次はなんの虫に出会うかな？🐛
28ｘ28ｃｍ
3日
published : 2020/10/21
