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2012/11/01
スナップから抜粋して出版した写真集から
さらにオリジナルプリントをより抜いての展示らしいが、精度の高さに驚く。
8月30日に見る。
確かに風景のような(作られていない)画など目にしたことのない(少なくとも記憶にはない)。
スナップと言えばスナップなのだが、完成度があり、
人物(あえてポートレートとは言わない)のそれは作品として出来上がっている。
ただしモデルさんや写っているスタッフさんの表情から、
それが作品として写されたわけではないことが、ほんの何枚かから感じ取れるだけで、
何も言われなければ完成品としか思わないだろう。
なにしろ綺麗。作品もそうだがスナップまでとは。
ヌードだけど、フェティッシュだけど、局部も写ってたりするけど、
いやらしさが無いのが不思議。
ファンタジーなんだろうな。制作姿勢からして。
インモラル系の作家さんなので今まであまり、というか特に注目していなかったのだが、
作品づくりの姿勢や執拗さがとても参考になる。
(ここ一年で知った似た系列の人々にも同様にインスパイアされているが)
作品としては通常のプリントもさることながら
銀塩プリントに手着彩の作品が生で見られたのが良かった。
銀塩は出来ないが、自作品の写真作品化を考えてみても良いなと思わされる。
同様に、以前から興味はあったが、ボックスアートもやってみたい気が彼の作品を見て増した。
既に終了。
スパンアートギャラリー
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2012/10/29
子供も大人も楽しめる、というコンセプトからの作品群なのでとても楽しい展覧会。
でもやはり大人視点からの楽しさの方が強いかな?
8月30日に見る。
それにしてもほぼ若手のみとはいえ、これだけ力量の高い作家陣を揃えたものだ。
1/3近くが見聞きした覚えのある作柄だったり作家名だった。
お話もご挨拶もたっぷり出来て堪能〜♪
代官山ヒルズ ヒルサイドフォーラム
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2012/10/28
すごい、豪華、もうけた。
の三言w
8月29日に見る。
人形陣は心得ていたが、絵の方は意表をつく方々がならび、これはもう眼福。
Anotherという作品、眼球と少女というモチーフの勝利とも言えるが、
世界観とそれぞれの作品の持つパワーとそれらが集まった場のバランスたるや目を見張る。
"現代"という言葉を抜くなら、こちらの方がアートと呼ぶに足る。
いや今現在作り続けられているからには、これも現代アートだろう。
所詮視角の問題なのだ。とオレは思う。
既に終了。
Bunkamura Gallery
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2012/10/26
水墨による細密画のよう。
10月23日に見る。
エッチングとアクアチントで大変迫力のある龍を描いている。
繊細でありながら豪快で、
それが画面の大小に囚われずに表現され各々に良さがあり、甲乙付けがたい作品が並ぶ。
何が目を惹くと言えば、構図や龍の表情、躍動感はもとより鱗や翼、羽根の描かれ方が一際だった。
始祖鳥を思わせるようなタイプの竜も入り、
東洋のそれだけでなく西洋のドラゴンもモチーフとして捉えているようだ。
だが目に映る表現としては最初に述べたように水墨画のよう。
興味深く、また拝見したいと思う。
11月3日まで開催。
ギャルリー志門
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2012/10/24
徹底した写実型の印象派な作風。健在。
10月23日に見る。
過剰に描き込む訳ではないのにリアリズムを印象づけるが、
実は筆致に描き手の意識が現れているように受け取れる。
絵画は昨今リアリズムブームと聞くが、
そんなものとは距離を置いて自分の意のままに描いている感が強く小気味良い。
10月27日まで。
ギャルリー東京ユマニテ
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2012/10/23
これだけの作品が一堂に見れるのは久しぶりだ。
ト書きには92年に都美館(ん?庭園か?)でやった以来みたいに書いてあったが、
セゾンでなにかやんなかったっけ?(あ、初台だった気もする←テンで覚えてない)
8月29日に見る。
ポートレートはなく、フラワーシリーズのみの構成で、これはこれで楽しめる。
写真が出来ない自分が言うのもなんだが、
この人は技量があるというよりは形というか美を切り出すことに対して長けているのだな、
と再認識した。
とは言え末期になると格段に写真そのものが良くなってるが。
特に最末期の作品は鬼気迫る。
きっと、一枚も無駄に出来ない、という気持ちだったのではないか。
写真集が出口のグッズ売り場で置いてあったので触手が動いたが、
巡回で来年2月に池西で開催(一部入れ替え)とあったので思い止まる。
吉と出るか凶と出るかw
既に終了。
渋谷西武A館7F特設会場
http://www.artmeetslife.jp/design/120814.html
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2012/10/22
流石に雑貨と言えど一点物作家。
職人的な造形力は工芸領域。
ICONIQIも履く、極端なオーバーデザインシューズ。
8月29日に見る。
きっと日用品でも
一目で誰もが意表を突かれ美しさを感じてしまうモノがアート足るのではないかと思わされる。
それはどこかにコマーシャリズムというか大勢に迎合する部分がないと同時性を持たせられず、
純然なものからはかけ離れてしまうかもしれない。
今現在、列をなさなければ拝めないような、有り難い作品への道を閉ざすかもしれない。
でもいつの世も作り手はそれを煩悶してきたのではないか。
なんてことを見ながら考える。
工芸領域と現在のファッション領域には類似性を感じる。
既に終了。
渋谷西武B館8Fオルタナティブスペース
http://www.artmeetslife.jp/design/120828.html
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2012/10/17
学生さんばかりなのだが、かなりバラエティーに富み見甲斐がある。
9月29日に見る。
粗削りだったりどこかで見たことがあるようだったり不安定さを感じさせたりもするが、
奨学金を貰って制作を行っているだけあり、各々の作品からキチンと意志が汲み取れ、
流されてやっている人間も含むそこらの卒業制作展なんかとは趣が違う。
ゆったりと作品鑑賞できる環境があるのもいい。
11月4日まで開催。余裕があるので是非。
佐藤美術館
http://homepage3.nifty.com/sato-museum/exhibition/exhibition_01.html#1209
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2012/10/16
空間と作品のテンポが合っていて寛げる。
10月11日に見る。
限りなく簡略化されたモチーフはまるでピクトグラムや甲骨期の初期漢字のようだが、
見渡しているうちにだんだん枝や茂みが浮かんできて林の中にいるような感覚になる。
コンクリ打ちっぱなし面の壁面にはそんな懐かしい感じのある林が。
向かい側にずらりと並ぶ小品には屋根のようなものも見え隠れ、
落ち着いた生活の匂いも感じ取れる。
こちらも懐かしさを覚える、家並み。郊外にある村や町のはずれの集落の雰囲気。
抑制が利いた、だがちゃんとハーモニーも醸している色合いが優しい眼差しを印象づける。
11月4日まで。
http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=742
座・高円寺 Galleryアソビバ
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2012/10/15
イベント以外で作品を拝見するのは一昨年の個展以来なので楽しみにいってきた。
10月7日に見る。
鉛筆のみから彩色を施す方向への展開はうまくいっている様子。
作風は馴染み深いお名前通り(w)の萌系キャラクター少女だが、
だいぶエロチックな雰囲気も増したよう。
まだ未完成のものもあるそうなので再訪を考えたい。
ところで一緒に展示されている小林茜さんだが、
画風も画題も一見よく見かけがちなファンタジー色の強い細密ペン画なのだが、
見ている内に独特の雰囲気を持っているのに気づいた。
作品ファイルを見たところ銅版を多く手がけているよう。
なんとなく納得出来たが、モチーフや構図にも特徴があり面白い。
今後注目したい方がもう一人。
10月20日まで。
SAKuRA GALLERY
http://kiyosumi-gallery.sakura.ne.jp/html/2012murakamikobayashi.html
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