…夢を、見たんだ。








それは全部が酷く懐かしくて、


温かいのに哀しい、そんな夢。








記憶として懐かしい訳じゃない。




だってその夢の光景は記憶にない。








懐かしい…と感じたのは、


５年前くらいの自分が、


見たいと思っていた夢だったから。








…夢には人の深層心理が表れると言います。








…つまりは深層心理の自分が、


表層の自分に夢で皮肉ったんだ。








どこで間違ったんだろう…？


どこから狂ったんだろう…？








それが夢である事を夢の中で気付いて、

そう問いかけても答えはなかったのに、




目を覚まそうとするどころか、

このまま二度と目覚めなければ…と、

本気でそう思った自分が居た。








現実ではもう手に入らないこと、

どう足掻いても覆らないこと、




頭では分かっているんだよ、確かに。








だからこそ、




その懐かしい夢の中で笑えた事は、

大切にしなければいけない気が、した。








優しくしてくれる人も、

支えようとしてくれる人も、

居るのは分かっているんだけど、




…やっぱり人に頼るのは、苦手。




こういう時でさえ人外(笑)に頼る辺り、

自分は人として弱いなぁ、とは思う(゜_゜








曖昧な月はこの手から逃げた。








…現状、お前が手にしている物は、

何ひとつとして好転の要素にならず、

今はただとにかく落ち着いて、

長い目で物事を見定め、

心のまま素直になって、

新しい選択肢と新しい環境を、

見付け出す事が出来なければ、

壊滅的な状況に陥るぜ(・∀・)ノ？




…という、


モノトーンな悪魔からのお達し(゜_゜








…全ては自らの行為の代償、と。








さよなら、世界。