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京都嵯峨芸術大学

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ファインアート > 油絵

『冴』 『対話』

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『冴』 『対話』

by Y

  • iコンセプト

     特に私が専攻している油画における、「絵画」を想像して頂きたい。それは恐らく、「静物や人物、抽象などが描かれたものが額の中に入り、壁にかかっている」状態であろうと思われる。なぜならば、一般的に価値を見出されている絵画において、我々が教育の中で知っているものはその殆どが同様の形式に則っているためである。
     公募における「絵画」というジャンルにおいても同様である。額の有無、フックの処理、厚みの制限。それら全てが絵画を定義し、それ故に不自由さを生みだしているのではないだろうか。

     私はこれまで、制作を通して「絵画」の在り方について探ってきた。
    西洋絵画が建築に付随するテンペラから発展していったように、本来、絵画とは「描写する/されること」に尽きるのではないだろうか。
    ならば今現在の、当て嵌めておけば楽な規定は必ずしも守られるべきなのか。

     今回はこれまでテーマとしてきた「画面」から離れ、「額」について考えた。
    私にとっての額とは、以下の条件を満たしたものである。

     1.絵を保護する=強度がある素材であること
     2.画面を一周囲えること
     3.大量生産品であること

    その上で、額とは「何」であるかを探っていくものである。



    (展覧会ステートメントより)

  • i環境・素材

    MDFに油彩

  • i実寸サイズ

    336×336 mm

  • i製作期間

    2012

  • iコメント

    それぞれ下記のようなタイトルがついています。

    上段 『冴』
    中断 『対話』
    下段 『プラス』(この画像では見えていません)

    -かく、WAKU、ガク-
        □□□    の出展作品です。

  • iライセンス

    表示-非営利-改変禁止

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『冴』 『対話』

by Y

  • iコンセプト

     特に私が専攻している油画における、「絵画」を想像して頂きたい。それは恐らく、「静物や人物、抽象などが描かれたものが額の中に入り、壁にかかっている」状態であろうと思われる。なぜならば、一般的に価値を見出されている絵画において、我々が教育の中で知っているものはその殆どが同様の形式に則っているためである。
     公募における「絵画」というジャンルにおいても同様である。額の有無、フックの処理、厚みの制限。それら全てが絵画を定義し、それ故に不自由さを生みだしているのではないだろうか。

     私はこれまで、制作を通して「絵画」の在り方について探ってきた。
    西洋絵画が建築に付随するテンペラから発展していったように、本来、絵画とは「描写する/されること」に尽きるのではないだろうか。
    ならば今現在の、当て嵌めておけば楽な規定は必ずしも守られるべきなのか。

     今回はこれまでテーマとしてきた「画面」から離れ、「額」について考えた。
    私にとっての額とは、以下の条件を満たしたものである。

     1.絵を保護する=強度がある素材であること
     2.画面を一周囲えること
     3.大量生産品であること

    その上で、額とは「何」であるかを探っていくものである。



    (展覧会ステートメントより)

  • i環境・素材

    MDFに油彩

  • i実寸サイズ

    336×336 mm

  • i製作期間

    2012

  • iコメント

    それぞれ下記のようなタイトルがついています。

    上段 『冴』
    中断 『対話』
    下段 『プラス』(この画像では見えていません)

    -かく、WAKU、ガク-
        □□□    の出展作品です。

  • iライセンス

    表示-非営利-改変禁止

published : 2013/02/20

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