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2011/09/02
季節も台風が過ぎると秋ですね。お出かけしたくても脚を痛めていまして夏はなきがごとしでした。
ちょっとこの一ヶ月半、本業も平日より休日出勤のほうが多かったこともあり、必然的に手が空きませんでした。ようやく、今日の更新です。
いくつか描き溜めてます。今日のタイトル通り、少しずつ載せていきます。
2011/07/10
先日、ユナボマーの身につけていた服が、犠牲者支援のオークションにかけられていた。現受刑者の兄弟が、声明文が兄の文体そっくりだとしたのが、検挙の決め手だったという。
さて、ウォーターマークはご存知か。いまでいう、たとえば住民票をコピーすると複写と出るあれだ。もとは、紙漉きでバックに漉き込まれた「商標」である。
コウうつ剤(カタカナはこういう所で使わないと意味がない)と漢字にしたいとき、異なる漢字を当てているところがある。これがインターネット時代のウォーターマークか。これは、商標と言うよりなんらかの仲間意識を表現する手段のようだ。断言はできない。
最近、誤字脱字かと思われるドキュメントをネット上でよく見かける。マックに入ったとき、チキンナゲットのパックに"i love it"(I、ではない)と印字されているのに気づいた。たぶん、ユーチューブの英文コメントでcase sensitiveでなくなっていることが反映されているのだろう。言葉は生き物でもある。
コピー・アンド・ペーストというが、聖書が偉大なそれと呼ばれないのは、なぜか。私に答えは出せない。でも、こうしたインターネット関連の読み言葉が、グーテンベルクの聖書や古文書のように、記録として語り継がれうるのか、わからない。
2011/06/21
およそ5年前に職場の知り合いから教わった、遠藤周作・佐藤泰造対談集『人生の同伴者』。私自身、信者でも何でもないのですが、学生時代からなぜか「信者でしょ」というヒトが多いのです。驚いたことに、私の母までつい最近まで、私のことを信者だと思っていたようです。
文学として書かせていただきます。といっても、曲がりなりにも英文科出身なので、勉強と聖書は切り離せない関係でした。うちの父も無宗教ですが、長崎で青春時代を送ったせいか、私が父から教わった例え言葉はことごとく「山上の垂訓」に重なっているようで怖いぐらいです。文学部に進むべく道は引かれていたわけです。なのに、自宅の百科事典で科学の巻は文字通り背表紙がすり切れるほど読まれていました。数学さえできれば、というところです。
あえなく、高校二年後半で文転することを決意したのでした。
さて、さっきの本の話です。先日、震災100日記念追悼式が行われていました。どこまで細かい部分が史実なのか分かりませんが、ネタバレですみません、支倉常長の遺灰は太平洋の沖合で海の底に沈められたそうです(遠藤周作『侍』)。たぶん、手を合わせて、海の底の行方不明のご遺体に念じられた方もいらっしゃるでしょう。『侍』で、「ここからはあの方がご一緒です」という下りがあります。こちらの「復活」はmilleniumを指しているのかもしれませんが、マーラーの交響曲第2番「復活」最終楽章の副題は「よみがえるだろう、わがちりよ」とも訳されています。ドイツ語では"Auferstehen, ja auferstehen wirst du"です。全く恐ろしいほどの符合です。
ああ、書くエネルギーが尽きてしまった……。また、何か書いてみます。
2011/06/18
ちょっと不気味ではある。先日、妹の一家と一緒に、富士五湖へキャンプに出かけた。「この時季にここでハルゼミが鳴くのは初めてですね」と管理スタッフ。去年の今頃、関東南部では蒸し暑くてしかたないはずだった。何かが違う。ひょっとして、稲穂の実りをもたらす夏も来ないのでは?
大地震が起きると、磁界やら電界やらに観測データで有意な差が出るらしい。夏が終わってしまう前に子孫を残す、ハルゼミの必死の技かもしれない。大きなマグロも回遊ルートを変えている。
2011/06/09
先日の「柴犬」です。これからお散歩です。
「レダ」まではエネルギー不足で手が届きませんでした。いつか、思いついたときに。
2011/06/05
「やらなければならない」、それで飯を食っているのならしかたないけども、ジェミニTシャツデザインの締め切りが来週12日日曜日です。「レダ」と「柴犬」を予定してますが、本業が忙しくてそれどころではありません。できるとすれば、土曜日ですね。下書きはできています。
振り返ると、レポートも論文もぎりぎりまで引き延ばしていた自分、なにも変わってないですね。さすがに、本業をすっぽかすことはないようです。
2011/05/16
クリエイターメッセージに載せました。ノアの話と津波が重なって見えました。
あなたのそばに、オリーブの枝をくわえたハトは、戻ってきましたか?
二度と滅ぼすことはしない、その約束が虹でした。日本のシンボルカラー、赤と白を使って、虹と重ね合わせてあります。
もう起きないよね、だから何かを目指して安心して取り組めるのだと思います。
2011/04/30
たぶん、早ければ明日にはアップできそうです。お楽しみに。3枚組の予定です。
5/1 アップしました。人の表情の変化は、見ていておもしろいところがあります。
2011/04/29
最近、必要な情報をウェブで集めていて思う。
これでいいのか?
1 事実とはわざと逆のことを書く(相手に裏を読むことを求め言質を取られないようにする)。
2 なぜか「日本語で」と強調している(実際の民族意識と関係が深いのか?)。
建前と、文字情報からは社会状況なしに真意を読み取れないようにする、この二つの悪賢さがはびこっている。私の場合、嫌なものは嫌、と言い切ってしまうから友達は少ない、というより友達のふりをしている人たちなら要らない。
ただ、それだけ。
2011/04/26
知り合いのブログでも見ましたので、よくわかります。私にとっては「お姉さん方」のキャンディーズ。歳が分かってしまいますね。
今日、本業の職場から帰って来るなり母から質問。「なんでスーちゃんは肉声であんなに気丈なことを残せたの?」。私は感じたままで答えたのですが、「ショーマンシップかな」。つまり、死の直前まで職業人意識を捨てなかったということです。船の船長が沈没する船で最後まで残るのが職業人意識だとしたら、芸能人にとっては最後までファンを勇気づけるのがそうなのだと私は思います。
エンターティナといえば、田中でいうと私の親の世代なら「田中絹代」でしょう。映画「楢山節考」で歯を全部抜いて老婆役に徹したといいます。おなじく今回も「田中」なので、つい思いだしてしまいました。合掌。