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2009/02/23
歌うあざやかな花束を 鉛筆で形どった
南風が吹いて窓が揺れた 街外れの古いアトリエ
テラスから海が見えて雲にどっぷりつかって
見飽きた夢なら空に捨てて 眠るときは一人あなたを思うよ
今夜ダンスフロアでステップをして
美しい青いドレスに身を包んだ 私に口づけして
甘く きらめくグラスの輝きまでのみほして
そう 木立の陰にかくれてもう一度やさしく口づけて
感動渦巻くその中に 枯れ葉が舞い落ちた
指の痛みもあかあかとしてデッサンの中にひそんでる
ダイヤの墓が見えた ぎらぎらとゆらめいて
だどり着けぬ 細い道だけが心の奥まで続いているんだ
今夜 銀色の月が見守る中 オレンジのランプで
私を探しだしてやさしく口づけして
はかなく散った太陽のはなびらを 一つ一つたどって
ひろいあつめたら待ってる私に口づけて
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