中道耕平

画家

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埼玉県川口市

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  • 僕たちの生きる国

    Facebookで或る方が、TVで政治よりもAKBの話題の方が扱いが大きい事に関して、矛盾を感じながら見ていたと書き込まれているのを読んだ。
    曰く、マスコミがマスゴミだと言われているが、嫌悪感半分、発奮を望むのが半分。是非、捏造なしで重要なニュースを放送して欲しいと思うとの事。

    日本のマスメディアは、権力の道具であるという事を、我々国民一人一人がもっとしっかり認識すべきだと僕は常々思っている。

    考えてもみよ。
    ネットの隆盛で発行部数を著しく減らした新聞各社が、倒産もせず存続出来ているのは何故か?通常の出版社ならあり得ない事だ。
    それは、国から援助金をもらっているから。
    そんな最も大口のクライアントに不利な事を書けるはずもない。

    僕より上の世代の方の中には、60年安保の時の「7社共同宣言」を記憶している方がいらっしゃるかもしれない。
    世論の過半数が安保締結に反対し、メディアもそれに同調していた矢先、ある日突然、大手メディアは手の平を返した様に口をつぐんでしまった。
    以来、日本のジャーナリズムは「死んだ」と云われ、今日に至っている。

    新聞だけではない。
    活字やTVのニュースになってしまうと、つい我々は、それを当然の「事実」として受け止めてしまいがちだ。
    しかし、事故を受け、引責辞任した東電の社長が、TV局の監査役に天下りして、報道をも統制しているのが実情だ。

    そんな国に生きているのだという事を、僕らは一時も忘れてはいけないと思う。

  • 脱原発アートリンク

    2012/03/15

    お知らせ

    1年前の3月11日、あの瞬間は金曜の午後だったが、経験された方は、その事をその時の状況と共に永く忘れる事がないだろう。
    何故なら、17年前の阪神淡路大震災の日が月曜の早朝だった事を、僕は今でも昨日の事の様に鮮明に憶えているからだ。

    そして、この国に生きる作家として、この1年を僕はどう過ごしてきただろうか。

    「福島原発事故を通過したアーチストは、新しい価値の表現を切り開いているだろうか」
    この命題を提示しているNYC在住のアーティスト、小島健治さんの「脱原発アートリンク」に、僕のサイトもリンクしていただきました。

    http://kenjikojima.com/datsugenpatsu/index.irev?Kohei$Nakamichi=true

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