海底に鎮座するプロビデンスの目

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　ピラミッドと目の組み合わせは、秘密結社フリーメーソンのシンボルマークとして、多くの人が知っていることでしょう。しかし、この「プロビデンスの目」は全てを見通す神の目としての意味があり、キリスト教美術において一般的に用いられる図像です。神が神自身を見るということでもあります。
　魚もキリストと関連付けられるシンボルです。これから先、あらゆる事柄について、価値観がはっきりと二極化してきます。二匹の魚はそのことを示しますが、最終的に自己と他者は等化され、自らの内に神を見ます。
　これまでの宗教のように、外部の神に救いを求めるのではなく、また、仏教のように、全てが空であり実体はない、とするのでもなく、自分自身が神であり全宇宙が自分の内側にあるということを理解するようになるのです。
　自己と他者の等化というのはヌーソロジーの用語です。ヌーソロジーでは、現在の人間は内と外を真逆に認識しているといいます。殆どの人は、宇宙の中に地球がありその中の日本に自分がいる、と考えていると思いますが、真実は全く反対であり、自分の体は宇宙の中にあるのではなく、自分が全宇宙を内包しているのです。ヌーソロジーについて、ここで詳しく書くスペースはないので興味のある方は自分で調べてみてください。