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2009/06/16
紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
詳しくは
http://www.fengfeeldesign.org/をご覧ください。
お待ちしております。
ええと全容です。
うむ2週間でよくやったもんだ、と自分を褒めておきます。
ただやっぱり完成度の底は甘くって、
角度やサイズは調節をしながら使わなくてはいけないし、
活字のように並べて使うのではなく、
オブジェクトを埋めていくように配する事で、
その魅力は最大限に生かされるんですけど、
それが花形装飾活字と呼ばれるかどうかは、
なかなか悩ましいところな感じです。
それでも全力投球でもあるし、
決して中途半端ではなくって、
やれる事はやった感のある「花形装飾活字」です。
モチーフとしては、
今回アートワークを担当する事になった、
シルバーアクセサリー(http://www.miwakazuki.jp/imagest/)の形を元にして、
1つの同じ形のデッサンを重ねて、
その中で図案の比率を変える事で、
変化を与え、
繋げた時にはチェーンのように細く出来たり、
対称に配した時(重ねた時も含む)には、
それがオブジェクトに変化するように設計しています。
もちろん通常のルールでの使用も可能となっています。
タイルのように並べたり、
繰り返しのパターンのようにパーツを作り上げるような、
古典的なやり方でもオッケーやと思います。
あまりにも出来が良かったので、
イメジストではキービジュアルとしても使う事が出来ました。
苦労したのは、
元が立体のオブジェクトなので、
それを平面するという事は角度が重要になります。
最初はその角度を変える事で、
オブジェクトに変化を与える事を考えていました。
あ、最初の時点で、
モチーフをシルバーアクセサリーを直接的に連想出来るようにする事は決まっていました。
何故なら、
シルバーアクセサリーのデザインは抽象的で掴みどころが無かったからです。
具体的なオブジェクトでの設計は避けようとも考えていました。
で、
角度を変えながらデッサンを始めたところ、
なかなか完成が見えて来ず、
そりゃそうで、
なによりも花形装飾活字を設計する上で重要なのは、
形の変化ではなくて、
その曲線の繋がりにこそある訳ですから、
立体的なものを角度を変えれば、
平面にした時にその曲線が個々で変わってしまいます。
それでは失敗です。
で、
考えたのが、
一定の一番いい角度でルールや役割を与えながら、
図案の比率を変えるという方法です。
曲線を変えずにベタの部分や線の長さを工夫する事で、
シルバーアクセサリーのイメージを与えつつ、
そして壊さず可能となった訳です。
だからどんな組み方をしてもそのイメージは維持し続けるし、
その中でフットワークの軽さを発揮するんですが、
それは次回以降に書くとして、
設計の段階として、
今回は鉛筆で描く作業をした訳ですが、
あくまでフリーハンドにこだわりました。
常々、曲線についてはフリーハンドで描いてきた経緯もあって、
とくに定規に頼った設計は今回は避けました。
今回のシルバーアクセサリーに関しても、
銀粘土という焼いて銀を精製する素材を使用しており、
作家の方が手で作る、指先で作るという事にこだわっているという事で、
その曲線を定規で設計する事は真っ向勝負じゃないなという気がしたのも、
大きく影響しています。なんか青臭いですけどね。
今日はこのへんで。
2009/06/15
紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
詳しくは
http://www.fengfeeldesign.org/をご覧ください。
お待ちしております。
最近ですが、
花形装飾活字をオリジナルで設計する事がありました。
設計に際して学ぶことがたくさんあったので、
こちらでその事について書いていければと思います。
別で新たな花形装飾活字を設計中なのですが、
それについては今年の秋頃にはお見せできればなと考えておりますので乞うご期待です。
さて、
今回の設計についてです。
IMAGEST(イメジスト)
http://www.miwakazuki.jp/imagest/
というシルバーアクセサリーのブランドを構築する際に必要なりました。
IMAGESTについては、またLOGの方で書いていければと思いますが、
シルバーアクセサリー以外のアートワークについて全て担当させていただく事になり、
その1つの要素として花形装飾活字を用意するというものです。
モチーフが予め決められており、
実際の制作期間も他のアートワークと同時進行という中での設計でした。
作業の流れとしては、
まず、鉛筆で大量のデッサンをし、
それらの中からピックアップしてブラッシュアップしていきました。
後はエンスヘデのものと同じ肯定です。
曲線としてある一定の完成度が得れた時点で、
イラストレータでアウトライン化し、
何度も何度もサイズの変更や様々な角度組み合わせ、印象も含めて調節しながら、
完成に至りました。
地味にオリジナルでの花形装飾活字の設計は初めてでしたが、
既にその作業プロットは頭の中にあり、
ただそれを重ねて行ったというものです。
ただ1つ工夫をしたところは、
完成度としては、
期間が決められており、
その完成の底を何処にするかを定める作業です。
なんだかんだいって、
デッサンから完成まで2週間程度で完成させましたから、
2週間で出来る事なんて限られています。
作業の比率も然る事ながら、
何を花形装飾活字にするかという点には凄く悩まされました。
これらもこれからガシガシ書いていくと思いますが、
今日のところは置いといて、
まず上のリンクから見てもらえると嬉しいです。
そしてたくさんの学ぶ事がありました。
もちろん失敗した部分もありますし、
成功して次の新しい花形装飾活字に生かしたい部分もありました。
そこらへんもこれから書いていくので置いときます。
多分、
もしかしたらですが、
花形装飾活字の設計というのは底辺の定め方によっては、
なんともフットワーク軽いグラフィックデザインの在り方なのかもしれません。
今まではずっと、
花形装飾活字の捨てられた可能性としてフットワークの重さを説いてきました。
が、どうやらそうではないようです。
その要素たるはなんなのか。
むしろそれが日本的な場の作り方の本来の在り方を考えさせられるヒントになるかもしれません。
そういうのも含めて次回以降お楽しみに。
いつもの如く1日一回は更新出来ると思います。
ていうか100回またぐなこりゃ(笑
2009/03/06
と言ってもメルマガですが、
二週に渡って掲載されます。
長々と答えてしまったので編集が大変らしいです。
印刷とかデザインとかそういう内容です。
来週の水曜日までに登録したら読めるらしいよ!!今すぐチェキナ!!
http://yohaku.biz/
2009/03/03
紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
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お待ちしております。
日本語はやっぱりカッコイイ。
漢字は中国のもんだけど、
それをアレンジして仮名やら意味を変えて遊んだ感が素晴らしいです。
うーん、花形装飾活字と日本語ってどうなんだろうってずっと考えています。
どうにもやっぱり同じように使う訳にはいかなくって、
今日の画像も凄く時間がかかりました。
いいんだけどね同じように使っても。
なんか日本語の持つ魅力みたいなのが押さえつけられた感じがして、
趣向の問題ですがイヤだという感想です。
個人的には英語より漢語より日本語が一番、字としての質は高いと思います。
何故なら遊んでいるからです。
遊びで発展したからです。
その楽しんで遊んだ感じが伝わってくるからです。
利便性や歴史的背景で言えば劣ります。
遊びすぎて其処をどうにも考えていなかったのかなあ。
デザインする時。
日本語は英語よりカッコイイと思います。
カッコよすぎて誰もウマク使えてないように思います。
デザインを始めた頃、
圧倒的に英語の方が好きでした。
すぐにカッコヨク作れたし、
ポスターとかも使ってる事が多かったから、
すぐにイメージが作れたんですよね。
日本語はそうじゃなかった。
英語と同じように考えたら絶対に無理だったのです。
とかのいろいろあっての話はいいとして、
日本語は日本語の時点で、
形式とかじゃなくって、
それを伝える言葉によって、
その世界が変わるので一定のイメージで構築は、
英語の場合と違って難しいと思いました。
(日本語は1文字ずつで意味があって、英語は塊で意味があるみたいな)
だからかな、
日本の花形装飾活字は、
装飾として扱われる場合が多いのではないかなあ。
とまあ、
それでもこれについては、
使い方次第で使えると思いました。
ただ、
形式的な感じでやると明治維新的なノスタルジーになるので、
そういう趣向やったらありなんですけど、
現代のデザインにはやや抵抗はあるのかなあ、
どうなんだろうかなあ。
あ、そうか印刷という視点では全然使えると思いますが
もしデザイン、タイポグラフィとか意識し始めると、
形式的には難しいように感じました。
情報の量を紙面の中で制限したり、
花形装飾活字ように空けてやればなかなかな感じやったんですが、
それやとやはり装飾になってしまい、
本来の目的が達成されないようです。
まだまだやり方はあると思いますが、
四隅で囲むのではなくて、
一角だけとか2隅に渡ってとか、
控えめな感じでいけばいいかと。
やはり英語をイメージとしてフォローする側面を持つ花形装飾活字の中で、
イメージとしての役割が強い日本語との関係がウマクいかないみたいです。
1つ。
希望的なものを言えば、
その形式です。
形式を意識した時にどうしてもやっぱり表彰状のようになるので、
「添える」という意識で、
対価として同じくらい強いものにするんでなくて、
そのバランスを情報に委ねるのか、
花形装飾活字に委ねるのかを一旦決めてから、
組み始めると、
いい具合にいくように思います。
2009/02/27
紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
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お待ちしております。
やっとこさ本題です。
と言っても書きたい事は脇道に逸れた時に書きまくってしまいましたが、
ようするに花形装飾活字においてその曲線の美しさは、
単に美意識によるものではなくて、
タイポグラフィにおいての裏づけのある配慮された美しさなのです。
とくに技術的な問題も含めて活版は直線的です。
花形装飾活字を罫線の延長線上と考えるなら、
なおさら直線には意識しなければならないし、
その役目も果たさないといけません。
美術的にも価値を高めるべきです。
重要なのは、
美術家でなくても使えるという前提で構築されているという点です。
曲線は美の究極であり極める事は直線の比ではありません。
それを利用する事が印刷で可能になるという夢を与えてくれました。
そしてそれがタイポグラフィにおいて配慮されている訳です。
もちろんそれも少しのルールを覚える事と工夫で簡単に扱えます。
これ以上は書かない方がいいですね。
ホントギリギリだなあ。
なんだか曲線のこだわりといってもカーブがこうねいいんだよねとか書いてませんが、
花形装飾活字において曲線へのこだわりとはこういう事だと思います。
そんなの曲線のラインがねとか美術家でないからわかんないですよ。
あくまでタイポグラフィであってグラフィックデザインですから。
そして偶然性に身を委ねるだけのものが、
この曲線にはある訳です。
完成の域とか書いてますが、
まだまだ発展途上やと思います。
それは多分、
時代とか感覚とかそういうのでどんどん変わっていく部分です。
そういう意味でまだまだ花形装飾活字は捨てられません。
あくまで「活字」で、
いっそ言語と同じでいいと思うんですよね。
文章と同じくらいに美術を言語にしちゃったわけですよ。
この曲線群ってやつはマジでスゲーのです。
単に装飾ならイメージですから、
花形装飾活字の曲線の在り方、そのこだわり、
当時の考えた人に賛美以外の何もない感じです。
こんなもんで。
2009/02/24
紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
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お待ちしております。
中心に添えるばかりがシンメトリーではないし、
対称的に配する事がシンメトリーでもないのです。
何をここまでシンメトリーにこだわるかというと、
花形装飾活字こそが、
シンメトリーを追求した一つの答えだからです。
文字。
とくに英字の場合に、
A,H,I,M,N,O,S,T,U,V,W,X,YZはシンメトリーであると言えますが、
その他は完全とは言えません。
また、
文章を組む場合にはその限りではないのです。
単語の組み合わせや、
情報の在り方によってその中心は常に変化します。
逆を付けば完璧にシンメトリーよりも、
欠点のある文字が加わる事で、
そのバランスによるバリエーションに変化を与える事が出来るのです。
が、
やはり文字だけでその中心を一つの紙面の構成するには無理が出ます。
それはシンメトリーを優先するが故に、
美術的な概念は達成できたところで、
伝達性や情報性に汚点を残す事があってはいけないのです。
タイポグラフィとは、
シンメトリーであるべきだけれど、
その限りではないのです。
伝達性を欠いてまで、
その独自性や芸術性を優先してはいけないのです。
その中で悪あがきしたのが、
花形装飾活字であったのだとも考えています。
これについては、
例の友禅の雛形図案のなんたらこんたらにも通じるようにも思います。
しいて言えば、
それが装飾である必要は無いのです。
最近ではとくに記号やマーク、
ポスターでしたら、
何割かの比率で色を掛けて情報を分けたりしています。
花形装飾活字という手法は時代遅れのようではありますが、
現在に至るまでこれに変わる同じ能力の持った、
整理性に含めて芸術性も高めれる方法に出会った事がないのもまた事実なのです。
もしかよかったら、
そういう視点で楽しんでみるのも1つです。
1行の文章を単に中心に配するだけでなく、
そのバランスを意識しつつ、
花形装飾活字を活用してみるのも面白いと思います。
アンバランスなシンメトリーを是非楽しんでみてください。
という事で、
だいたいからして脇道に逸れてしまいましたので、
これを書こうとした花形装飾活字の曲線へのこだわりについてを書いていきます。
けれども繋がっていない訳でもなくって、
ちょろっと書こうと思ったら長くなってしまいました(言い訳)。
次回へ続く。
2009/02/23
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お待ちしております。
そもそも美術に関するものは、
シンメトリーが基準なのです。
それを意識せずに制作する事はいい意味で無造作ヘアー、
悪い意味で天然パーマ。
やはりここでも「意識する」というのは非常に大きなウェイトを締めています。
むしろその天然パーマを意識して直す動作こそが、
デザインでありタイポグラフィにおける素であり、
天然パーマがどのような天然パーマかという部分こそが、
身を委ねるべき対象という訳です。
むしろ修正ではなくて、
その魅力をいかに引き出すかという視点が重要です。
そしてシンメトリー。
頭の形。
髪の毛の質。
色、長さ、硬いか柔らかいか、多いか少ないか、
どこにウズがあって、どこで分かれているか、
顔や全体像との相性はどうか、
生活やスタイルにマッチしているか、
廻りの環境はどうか、
年齢は?性別は?目的は?期間は?
いろんな問いに合わせて最上のシンメトリーを探りよせます。
つまりシンメトリーとは中心であり、
同時に中間でもある訳です。
が、
前回の内容に合わせて書くとすれば、
その限りではないという部分にもスポットを当てなくてはなりません。
今回の書きたい部分の肝でもあります。
タイポグラフィではどうでしょうか。
完璧なシンメトリーは可能でしょうか。
今までに多くの美術家やグラフィックデザイナーや印刷職人が、
この問いに挑戦し続けてきた事でしょう。
シンメトリー、
ああ、シンメトリー。
下手したらこれを追求し続ける事で一生が終わってしまうんじゃないでしょうか…。
とは言ってもやはり何処かで折り合いを付けなくてはならないです。
そうです。
望むべきシンメトリーは完璧でなくてななりません。
ですが、
それは無理なのです。
物事に完璧は有り得ないですし、
完璧な女性程に魅力の欠如を感じずには入られません。
何処かに欠点があるからこそ、
1つの魅力が発揮されるのです。
重要な事は丁度良い具合を見極める事です。
丁度良い具合を探す旅とは、
準備や技術や経験、知識があればある程度は達成出来ると思いますが、
そこらへんの具体的な花形装飾活字とタイポグラフィについては、
次回へ続く。
2009/02/20
紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
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お待ちしております。
当時の曲線に対する執着はスゲーと思います。
バランスに対すると言った方がいいような気もします。
そのオブジェクトに対する、
なんとも異様なまでの追求は、
現代には抜けてしまった、
感性やら雰囲気には変えがたい、
確固たる美意識がそこにはあります。
という事で、
拡大した画像を踏まえて解説していきます。
アウトラインにする際に一定の修正は加えていますが、
出来る限りの再現を心掛けました。
そこらへんのうんぬんは前回までに書いてきたとおりです。
これは今回のものに限らず、
当時の花形装飾活字、
もしくは印刷技術において、
バランスが重視されていた事が覗えます。
タイポグラフィの父、
エミール・ルーダーもこう発言しています。
「タイポグラフィは時にシンメトリーである。」
そしてこうも発言しています。
「ただし、タイポグラフィにおいてはその限りではない。」
なんのこっちゃっちゅう話ですが、
これって日本語やからわかりにくいのかもしんないですね。
文字のバランスによってはその中心を探るのは困難です。
ましてや紙の中心やバランスを、
その情報に合わせて探って鎮座させるなんて、
コンピュータじゃ絶対無理ですし、
ましてや人の手で行おうものなら目がギンギンになる事請負です。
昔からそれに関する技術や技法については編み出されてきたの事でしょう。
マックの開発者がタイポグラフィに関係していたのは幸いだったと、
良く本に書かれていますが、
本当そうだと思います。
文字間や段落等の概念をコンピュータで行う事を考えたとしても、
実際に技術者がいない事にはその発想は無かったのでしょう。
本当に幸運だったと思います。
いかに感覚でバランス養いそれを実行したとしても、
一旦、コンピュータに犯された感覚はそう簡単には取り戻せないでしょう。
それを思うと、
当時の技術者の技術にも勝るその感覚には圧倒されるばかりです。
花形装飾活字は、
装飾をするベールの奥に整理をするといった目的があります。
完全なシンメトリーが可能であれば、
このような装飾は必要では無かったのだと推測します。
もっとそういう事を気にしない装飾になっていたと思います。
もっとも実際そういう方向の花形装飾活字もありますが、
それは今回は置いといて、
地味に時間が来てしまったので次回へ続く。
2009/02/18
紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
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お待ちしております。
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お待ちしております。
「工夫した対称法」というか、
使っている方でマンネリ化してる方は多分ボチボチいるような気がします。
そういう方必見の方法です。
どうしても最初はオブジェクトの複雑な美しさに目が行き過ぎて、
それをそのままドーンてな具合使ってしまいがちです。
それやとヴィネットと変わらず、
花形装飾活字の本領とは言えないのです。
いえいえもちろんそのままでも十分なんですが、
それをちょっとだけテクニシャンな技がこれです。
マンネリ化するくらいに使われた方は、
違う形でもある一定の線の流れがある事に気付いている事と思います。
つまりそれらを対称的に組み合わせる方法です。
そうする事によって、
きっと今でにないオブジェクトそのものの美しさに、
組み合わした時の美しさもプラスされ、
より一層良くなるかと思います。
2009/02/17
紹介しておりますエンスヘデ活字シリーズ60の花形装飾活字のアウトライン化したデータ差し上げます。
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お待ちしております。
ようこそ花形装飾活字の世界へ!
という事で前回までの内容を踏まえてもう一回ここからやんなきゃイカンと思った訳です。
これを機に一度最初から読むといいかもしれません。
今回書いた内容と言うのはどっちかというと、
このエンスヘデ活字鋳造所シリーズ60の花形装飾活字をアウトラインする前に、
ふつふつと考えていた事なのです。
その迷宮の後、
アウトラインの作業でいろんなものを得て、
その得たものを生かしたものが、
今まさにこの文章を打ってるノートパソコンのデスクに、
所狭しと新しい花形装飾活字の原画が散らばりまくってます。
いいとこまで来てます。
がまだまだなので公開は今年中の後半くらいとしか言えない感じです。
後、4回くらいくじけないといけないらしいです。
この作業は本当に楽しい。
花形装飾活字を考えるという事と、
グラフィックデザインを考えるという動作がめちゃんこ似ていて、
行き詰っていたグラフィックデザインに対する考察が、
ずずーいと大きく幅を広げています。
花形装飾活字を考えるという事は同時に印刷を考えるという事にもなるので、
それに対する意識も以前にも増して気の効いたものになってきているし、
間違いなくあらゆる面で上達を遂げているものを感じています。
ああ、
そうだよなあ、
デザインってこうだったよねえって具合で、
初めてデザインに触れたときの感動に近いものがあって、
意欲むんむんでくじけながら作っております。
それこそ一時でなくてずっと使えるものを考えているので、
期待していても損はないと思いまする。
次回からはこんなトーンで息抜きな内容になりまする。