1万8000人の登録クリエイターからお気に入りの作家を検索することができます。
2008/06/13
っていう本があってそれをこの前読み終えた。
村上隆のアートの考え方が共感できる部分もあるけど、
日本の趣味的、オタク的文化をアートに昇華するのは悪くないんだけど、
それらを西欧のアートという市場として売り出すのがビジネス色が強くて
なんか嫌だった。
アートってもっと感性とかでやるものだと思っていたけど、
でも結局自分たちがみている西欧のアーティストもそういう市場からでてきたもので
あって、それらに自分たちが感動しているという事は、
アートをビジネスにしているという裏があったんだね。
と考えると村上隆はあえてうまく言葉にして受け入れさせようとしてくれてるのかも、
とか思った。
結局金持ちの道楽や、ビジネスのネタの一つがアートなんだけど、
でもそれがないと自分たちはそれを知る事もできないからフィフティフィフティなんだろう、それで決着がつく。
ビートたけしの考え方も思想が感覚的で、その具合がとてもよかった。
結構矛盾した事いったりしてるんだけど、村上隆の言葉のまとめかたで
うまく整理されてたと思う。
色んな言葉が共感する所があって面白かった。
難しい事いってないし芸術をみない人でもふむふむ、と楽しんで読める。
2008/06/06
初ダイアリーですが書評を。
舞城王太郎著作の小説。読み終えた。
想像力のはちゃめちゃさと文章の流れがとても面白かった。
現代の人じゃないとかけなさそうなデジタルさも感じた。
もうなにいってんだかわかんないんだけど二の腕のかわをめくって
まっすぐいったら流れてる血に聞いて来て。
みたいな狂ってる感じもあり。笑
小説版銀杏BOYZ?というイメージに近い。かな?