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2013/08/27
かねてから構想中のアルパカ。少しずつ構想を検討しているのだけれど、結構難しい。動物は観察をすればするほどかわいくなくなってきたりもするもので、たとえば以前インコの絵をかくつもりで顔を微細に調べたらなんだか化けものみたいに見えてきて描くのが嫌になってしまったことがある。それから最近では青大将を描こうとして、これは描いてるうちにぞーっとしてきてほんとに気持ち悪くなって鳥肌がたってしまった。これは頑張って最後まで描いたけど、正直いってあのうろこを手書きでびっしりと描き込むのは骨が折れた。
今度チャレンジするアルパカも、第一印象の「あ、かわいいな」で済めばいいが、イラストを描き起こすとなると問題はそれでは済まない。シビアな観察をしなくては絵なんて描けるものではない。
毛皮を刈り取ったあとのアルパカの写真も見た。からだは「円空の仏像」じゃないが、荒削りの木彫りの鹿みたいで、頭だけがバカでかくて一度見たら忘れられないろくろっ首のおばけであった。
ひえええええっとこれまた気持ち悪くなった。
実際動物は、動物園なら飼育員が洗ったりしてくれているからまだましだが、野生だと汚くてほこりやどろや糞尿まみれだったりする。
白いアルパカは妖精のようで美しく、作られたイメージが先行しているが、できるだけそういうイメージで描こうとはしますけど、小生の感性はどちらかというとドライなリアリズムだから、美化は性に合わない。
その辺でまあ、どういう絵になることやらですが・・・・
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