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2012/06/24
8月の展覧会のための新作としてらくだの絵を描いているのだけれど、取組はじめたら結構難しくて大変で、悪戦苦闘している。らくだというのはアラブやインドでは珍しくないが、日本では動物園でしか見かけないし、それに資料をよく見ると相当変わった形をしている。
しかしgoogleの画像検索という機能はすごい。小生は以前はデジカメや携帯持って図書館で資料探しをよくやったものだ。たとえばらくだを描きたいと思ったら動物園で写真撮るのが一番いいけれど、図書館で済ませようと思うと資料をせっせと探してデジカメで写真を撮る。一生懸命探しても一日がかりで画像10枚がせいぜいだった。ところがgoogleの画像検索でやれば5秒で数百枚の有効な資料にヒットする。
今までの休日返上の取材はなんだったのだろう。
世の中どんどん便利になっている。そして苦労と徒労はすれすれの際物と痛感する。いい絵を描くためには、十分な取材は絶対に必要ですからね。
らくだの後ろ足とおなかのあいだには皮膜がないそうです。他の哺乳類にはありえないことだ。これはwikiの記事だがwikiも必読。百聞は一見にしかずというが逆もまた真。百見は一聞にしかず。画像だけ見ていてもこういうことは気が付かないのですね。
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2012/06/17
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2012/06/03
人によってやり方は違うと思うのだけれど、小生の場合、作画のいいアイデアは朝の寝起きに、それもはかないイメージとして浮かぶことが多い。絵は体調が悪いと描けるものではないし、まして小生のように月から金までは美術や絵画とはまったく関係ない仕事をしていてしかも毎朝6時に起きて7時に家を出るとなると普段の寝起きには何も浮かばない。
昨日はくたくたの土曜日、図書館の本を携帯で撮影して拾い貯めしておいた動物の画像データをあれこれ見直して、それからテレビ見て、と。そして今朝、やっと朝の寝起きにいいアイデアが頭に浮かぶ。最近このあたりが自分なりに予測できるようになってきた。
メモ用紙にラフをさらさらっと描き起こす。(画像)雑念が入るとすぐ吹っ飛んでしまう記憶なので、慎重にすくいとる。まるでビールの一番しぼりか、はたまた吟醸酒か。一番おいしい上澄みだけ慎重にすくいとる感じ。普段の取材も大事だが、イメージをつむぐのが一番大変。でもここまでやっとけば、あとは単純作業として進められるから、時間のあるときに取り組む等の融通も効く。絵を描く描きかたは人によって違うのは普通だが、みんなどういう風にやってるのかな。意外に人のやり方は知らないものだ。
次は駱駝。しばらくは動物路線が続く。そのうちまた本来の風景画に移行したいが、そっちにはそっちなりの構想が必要だから当分無理
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